2005(平成17)年式 アルファロメオ166 V6 24V 6MT!国内正規モデルには設定の無い、シニョーレ御用達の左ハンドル、6MT!至宝のアルファV6はやはりマニュアルで駆るのがよろしいかと。
年式 |
2005年4月 |
色 |
VERDE ARGO |
排気量 |
3000cc |
走行 |
35,824km |
シフト |
6MT |
車検 |
なし |
年式 |
2005年4月 |
排気量 |
3000cc |
シフト |
6MT |
色 |
VERDE ARGO |
走行 |
35,824km |
車検 |
なし |
主な装備
- ABS
- ETC付
- アルミホイール
- エアコン
- エアバッグ
- オーディオ
- サンルーフ
- ディーラー車
- ナビ付
- パワーウインドウ
- パワーステアリング
- フル装備
- 価格応談
- 左ハンドル
- 記録簿
- 革シート
1999年に始めて見た時は、『大柄なボディに小振りでアンバランスなヘッドライトだなぁ』と思ったものですが、20年経過した今、改めて見ると途轍もなくカッコいいフロントマスク!
ほぼ166専用色と言えるボディカラー”VERDE ARGO”は166の雰囲気にとても合う、落ち着きのあるカラーだと思います。
ルーフ、ボンネット、フロントフェンダーは同色補修塗装済のようです。コーティング歴もあり、ツヤのあるヌルっとした印象です。
大切にされてきたのがお判りいただけると思うのですが、流石に20年経過した車両ですので、いくつか気になる点も・・・まずは画像では分かりづらいですが、右フロントフェンダー部の塗装に波状の劣化があります。
それからもう1点、右リアドア上部の塗装に劣化があります。外観で目立つのはその2点くらいでしょうか。
上品さが漂うシンプルで伸びやかなボディデザイン。フラッグシップモデルなんだからもっと派手に豪華に・・・と考えるのは野暮なのでしょうね。
オラオラな感じとは真逆の曲線基調で垂れ目で優しい感じのリアレンズ。敢えて簡素にする事で余裕のようなものさえ感じさせてくれます。
フロントからリアまでを一直線に貫くプレスライン。真ん中が凹んだ独特の形状で、強度はもちろん、天地の映り込みによる陰影まで計算されているのがさすがです。
ラグジュアリーなクルマかと思いきや、そこはアルファロメオ・・・フラッグシップモデルなのにドライビング重視のスパルタンなインテリア!どうぞご覧くださいませ~。
『さぁ、あとは貴方次第!』と言わんばかりの無駄を排したインテリア。まさにドライバーズカーのたたずまい。
日本国内正規のV6 3.0Lモデルはラグジュアリーなレザーシートが標準ですが、本国仕様のマニュアルモデルには、このスポーティーなファブリックシート!
20年を経過してはいますが走行35,824kmと少ないおかげで、この状態!破れはもちろんファブリックシートに有りがちな擦れやほつれもほとんどありません!
リアシートに至っては、言う事なしの状態!『・・・』本当に言う事なし(苦笑)
すべてがドライバー視線での視認性を考えて造られた操作系。アルファロメオの哲学が感じられるところですね。
ナビ、オーディオ、空調操作一体型のコントロールユニットなのでスイッチ類は多めですが、それでも全体的にはスッキリとした印象のインパネ周り。
実走行35,824km。この年式のクルマだと少ないことが必ずしも良いとは言い切れませんが、過去の整備記録を見る限り、2016年以降、定期点検・整備はキッチリと行われてきた状態です。
これが官能のV6エンジンとダイレクトに繋がれる喜びの棒?!
センターコンソールのコントロールユニットMAIN画面。液晶文字欠けはありません。
オーディオ操作画面。ソースはカセットテープ、CD、ラジオ(AM、FM)。ラジオは本国仕様なので周波数ズレがあります。
ハンズフリー電話操作画面。この機能は日本では使用出来ないようです。
ナビ操作画面。この機能も日本では使用出来ないようです。
走行情報画面。走行距離、走行時間等の情報が表示されます。
空調操作画面。前述のハンズフリー機能、ナビ機能以外はすべて正常に作動しています。
助手席グローブBOX内にETCを装備。ちなみにリアトランクのオープナースイッチもココ。
フロントドア内張。黒で統一された硬派なデザイン。使用上の汚れもほとんど無く、とても清潔な印象なのですが・・・。
内装で唯一気になるのがコレ。経年で合皮部分がご覧のヒビヒビ状態。
リアドア内張。使用頻度が少なく、日が当たりづらいリアはご覧の通り、汚れはもちろんヒビヒビも無く、かなり清潔な状態。
この年式のイタリア車では、あって当然の天張り剥がれですが、ご覧の通り剥がれは一切無い状態。更に汚れもタバコやペット等の嫌な臭いも皆無!
ボディサイズの割に小振りなヘッドライトは曇りもなく、反射板の劣化も見受けられません。
単体で見ると簡素で特徴の無い形状のリアレンズですが、ボディデザインと合わさった途端に表情を感じるから不思議です。
中央に近いこの部分にだけ、経年劣化で表面に細かなクラックが入り、少し白っぽく見えます。
所謂アルファロメオGTAホイールをモチーフにデザインされた純正アルミホイール。目立つガリキズは見受けられないのですが・・・。
ホイール表面のクリア塗装に経年劣化で細かなクラックが入っている状態です。
タイヤサイズは215/55R16で、現在はブリジストンREGNO GP-XⅡを装着。フラッグシップモデルに相応しいタイヤですね。
タイヤ残は6~7分山位でしょうか。製造から少し年数は経過しているようですが、柔らかさもあり、暫くは交換の必要は無さそうです。
V型6気筒DOHC24バルブ、総排気量2958cc、最高出力226ps/6200rpm、最大トルク28.0kg・m/5000rpmを発生。これがアルファロメオをアルファロメオたらしめているそのもの。クルマ業界界隈では『アルファロメオV6エンジン』と『官能』は同義語なのです。
気になるタイミングベルトは走行も少なく過去に交換歴もあるのですが、時間が経過しているので、ご成約いただきましたらタイベル、ウォータポンプ、テンショナー一式交換サービスさせていただきます!
これだけでもこの個体の状態がお判りいただけるかと・・・タレや切れはもちろんリベットの欠損もありません。
助手席グローブBOX内のスイッチでロック解除すれば軽く開くトランクリッド。開閉時にリッドが後ろ方向に出っ張らないヒンジの構造も◎!
セダンボディではありますが、そこは欧州ビックツアラー!奥行き、深さともに十分なラゲッジスペースが確保されています。
カラー名称、カラーコードが記載されたステッカー。色替えが無いのがこれで確認出来ます。
リアシートはさすがに倒すことは出来ませんが、開閉式センターホールのおかげで長物の積載も楽々!
床下は本来スペアタイヤのスペースですが、スペアタイヤは無く、替わりにボディカバー2種類とパンク修理剤を搭載。
高額な消耗品のひとつ。バッテリーは令和7年2月26日に交換したばかり。これは嬉しいですね。
付属の車載工具キットもちゃんとあります。中身の工具はともかく、このアルファロメオロゴ入りのケースが残っているのはうれしいですね。
突然ですが、例えばこの166のステアリングを握るときに聞きたいMUSICは?と問われたら、私ならこう答えます。それは・・・
MILES DAVIS の LOVE for SALE・・・地を這うように迫るリズム。それを軽快にいなし、時に大胆に切り込むマイルスのトランペット。
そしてそれはコルトレーンの自由で奔放な旋律に引き継がれ、そのエネルギーが最高潮に達したとき、一瞬でビル・エバンスの混沌のピアノへと変貌する。
その陳腐なタイトルとは裏腹に、このリズムとマイルスという魔法があれば、どんなメロディでも奏でられるのです。それはまるで・・・
166のエキゾーストとアルファロメオの魔法があれば、すべての地を自由に駆け巡ることができるように・・・。
1999年に始めて見た時は、『大柄なボディに小振りでアンバランスなヘッドライトだなぁ』と思ったものですが、20年経過した今、改めて見ると途轍もなくカッコいいフロントマスク!
ほぼ166専用色と言えるボディカラー”VERDE ARGO”は166の雰囲気にとても合う、落ち着きのあるカラーだと思います。
ルーフ、ボンネット、フロントフェンダーは同色補修塗装済のようです。コーティング歴もあり、ツヤのあるヌルっとした印象です。
大切にされてきたのがお判りいただけると思うのですが、流石に20年経過した車両ですので、いくつか気になる点も・・・まずは画像では分かりづらいですが、右フロントフェンダー部の塗装に波状の劣化があります。
それからもう1点、右リアドア上部の塗装に劣化があります。外観で目立つのはその2点くらいでしょうか。
上品さが漂うシンプルで伸びやかなボディデザイン。フラッグシップモデルなんだからもっと派手に豪華に・・・と考えるのは野暮なのでしょうね。
オラオラな感じとは真逆の曲線基調で垂れ目で優しい感じのリアレンズ。敢えて簡素にする事で余裕のようなものさえ感じさせてくれます。
フロントからリアまでを一直線に貫くプレスライン。真ん中が凹んだ独特の形状で、強度はもちろん、天地の映り込みによる陰影まで計算されているのがさすがです。
ラグジュアリーなクルマかと思いきや、そこはアルファロメオ・・・フラッグシップモデルなのにドライビング重視のスパルタンなインテリア!どうぞご覧くださいませ~。
『さぁ、あとは貴方次第!』と言わんばかりの無駄を排したインテリア。まさにドライバーズカーのたたずまい。
日本国内正規のV6 3.0Lモデルはラグジュアリーなレザーシートが標準ですが、本国仕様のマニュアルモデルには、このスポーティーなファブリックシート!
20年を経過してはいますが走行35,824kmと少ないおかげで、この状態!破れはもちろんファブリックシートに有りがちな擦れやほつれもほとんどありません!
リアシートに至っては、言う事なしの状態!『・・・』本当に言う事なし(苦笑)
すべてがドライバー視線での視認性を考えて造られた操作系。アルファロメオの哲学が感じられるところですね。
ナビ、オーディオ、空調操作一体型のコントロールユニットなのでスイッチ類は多めですが、それでも全体的にはスッキリとした印象のインパネ周り。
実走行35,824km。この年式のクルマだと少ないことが必ずしも良いとは言い切れませんが、過去の整備記録を見る限り、2016年以降、定期点検・整備はキッチリと行われてきた状態です。
これが官能のV6エンジンとダイレクトに繋がれる喜びの棒?!
センターコンソールのコントロールユニットMAIN画面。液晶文字欠けはありません。
オーディオ操作画面。ソースはカセットテープ、CD、ラジオ(AM、FM)。ラジオは本国仕様なので周波数ズレがあります。
ハンズフリー電話操作画面。この機能は日本では使用出来ないようです。
ナビ操作画面。この機能も日本では使用出来ないようです。
走行情報画面。走行距離、走行時間等の情報が表示されます。
空調操作画面。前述のハンズフリー機能、ナビ機能以外はすべて正常に作動しています。
助手席グローブBOX内にETCを装備。ちなみにリアトランクのオープナースイッチもココ。
フロントドア内張。黒で統一された硬派なデザイン。使用上の汚れもほとんど無く、とても清潔な印象なのですが・・・。
内装で唯一気になるのがコレ。経年で合皮部分がご覧のヒビヒビ状態。
リアドア内張。使用頻度が少なく、日が当たりづらいリアはご覧の通り、汚れはもちろんヒビヒビも無く、かなり清潔な状態。
この年式のイタリア車では、あって当然の天張り剥がれですが、ご覧の通り剥がれは一切無い状態。更に汚れもタバコやペット等の嫌な臭いも皆無!
ボディサイズの割に小振りなヘッドライトは曇りもなく、反射板の劣化も見受けられません。
単体で見ると簡素で特徴の無い形状のリアレンズですが、ボディデザインと合わさった途端に表情を感じるから不思議です。
中央に近いこの部分にだけ、経年劣化で表面に細かなクラックが入り、少し白っぽく見えます。
所謂アルファロメオGTAホイールをモチーフにデザインされた純正アルミホイール。目立つガリキズは見受けられないのですが・・・。
ホイール表面のクリア塗装に経年劣化で細かなクラックが入っている状態です。
タイヤサイズは215/55R16で、現在はブリジストンREGNO GP-XⅡを装着。フラッグシップモデルに相応しいタイヤですね。
タイヤ残は6~7分山位でしょうか。製造から少し年数は経過しているようですが、柔らかさもあり、暫くは交換の必要は無さそうです。
V型6気筒DOHC24バルブ、総排気量2958cc、最高出力226ps/6200rpm、最大トルク28.0kg・m/5000rpmを発生。これがアルファロメオをアルファロメオたらしめているそのもの。クルマ業界界隈では『アルファロメオV6エンジン』と『官能』は同義語なのです。
気になるタイミングベルトは走行も少なく過去に交換歴もあるのですが、時間が経過しているので、ご成約いただきましたらタイベル、ウォータポンプ、テンショナー一式交換サービスさせていただきます!
これだけでもこの個体の状態がお判りいただけるかと・・・タレや切れはもちろんリベットの欠損もありません。
助手席グローブBOX内のスイッチでロック解除すれば軽く開くトランクリッド。開閉時にリッドが後ろ方向に出っ張らないヒンジの構造も◎!
セダンボディではありますが、そこは欧州ビックツアラー!奥行き、深さともに十分なラゲッジスペースが確保されています。
カラー名称、カラーコードが記載されたステッカー。色替えが無いのがこれで確認出来ます。
リアシートはさすがに倒すことは出来ませんが、開閉式センターホールのおかげで長物の積載も楽々!
床下は本来スペアタイヤのスペースですが、スペアタイヤは無く、替わりにボディカバー2種類とパンク修理剤を搭載。
高額な消耗品のひとつ。バッテリーは令和7年2月26日に交換したばかり。これは嬉しいですね。
付属の車載工具キットもちゃんとあります。中身の工具はともかく、このアルファロメオロゴ入りのケースが残っているのはうれしいですね。
突然ですが、例えばこの166のステアリングを握るときに聞きたいMUSICは?と問われたら、私ならこう答えます。それは・・・
MILES DAVIS の LOVE for SALE・・・地を這うように迫るリズム。それを軽快にいなし、時に大胆に切り込むマイルスのトランペット。
そしてそれはコルトレーンの自由で奔放な旋律に引き継がれ、そのエネルギーが最高潮に達したとき、一瞬でビル・エバンスの混沌のピアノへと変貌する。
その陳腐なタイトルとは裏腹に、このリズムとマイルスという魔法があれば、どんなメロディでも奏でられるのです。それはまるで・・・
166のエキゾーストとアルファロメオの魔法があれば、すべての地を自由に駆け巡ることができるように・・・。