1974(昭和49)年式 ルノー6TL!中身はほぼ4(キャトル)なのに、こんなにもゴージャス?!な雰囲気を持った日本国内では希少な6(シス)!たった2の差なのに、まったり度は100倍(アウトレーヴ比?)なのですぅ~!
年式 |
1974年 |
色 |
Marron glacé Metal(122) |
排気量 |
1100cc |
走行 |
旧車のため不明 |
シフト |
4MT |
車検 |
なし |
年式 |
1974年 |
排気量 |
1100cc |
シフト |
4MT |
色 |
Marron glacé Metal(122) |
走行 |
旧車のため不明 |
車検 |
なし |
主な装備
- ABS
- ETC付
- アルミホイール
- エアコン
- エアバッグ
- オーディオ
- サンルーフ
- ディーラー車
- ナビ付
- パワーウインドウ
- パワーステアリング
- フル装備
- 価格応談
- 左ハンドル
- 記録簿
- 革シート
1974(昭和49)年式 ルノー6TL!中身はほぼ4(キャトル)なのに、こんなにもゴージャス?!な雰囲気を持った日本国内では希少な6(シス)!たった2の差なのに、まったり度は100倍(アウトレーヴ比?)なのですぅ~!
『んっ?角目の6って日本では珍しくない?』って思った貴方は相当なルノー通!そうなんです!1973年6月からこの角目ですが、日本の排ガス検査の都合で実質的に登録できるのはこの1973年6月~1974年式のみ!メッチャ希少~!
この個体、いわゆる中古並行車で国内初度登録は平成12年10月。国内での登録歴ありなので新規登録費用は掛かりません!通常の車検取得で直ぐに乗れる、これまた好条件物件なのです!
以前の丸目モデルのちょっと厳つい感じが無くなり、こんなにシンプルでカワイイ顔に!子猫のように、大きな目なのに視線が定まらない感じ(解るかな?)がカワイイっちゅ~の!
塗装は一見キレイに見えますが、かなり劣化してます。弊社入庫時はツヤ無しどころか、3000番くらいの紙やすり状態?!でしたが、ガンバって磨いてようやくこの状態に!「味」って言えるくらいには復活したかと・・・。
一番劣化が目立つのはこのルーフ塗装でしょうか。磨きで塗装が薄くなった箇所もちらほら・・・でも磨かないと紙やすり?!ですから・・・(苦笑)
しかも良く見ると点状の劣化も・・・もちろん再塗装でキレイになるのですが、なるべく価格は抑えたかったので・・・どうされるかは、新オーナー様のご希望次第という事で。
劣化や小キズは多数ありますが、悪い事ばかりではありません。外装の要、バンパーは目立つ変形も無くこの輝き!
特にリア周りはシンプルなデザインですから、光輝くバンパーは重要!この状態なら良いですよね。
どっかで見たことあると思ったら、ルノー16と同じドアハンドルではないですかぁ~!この6って、4の豪華版と言うより、16の廉価版という方が正しいかもしれませんね。いいわけだ。
エンジン、ミッション、サスペンションも4と同じという事は・・・。
やっぱ、左右でホイールベースが違う~!「えっ、大丈夫なの?」って思った貴方へご参考までに皆さんのご感想を・・・乗る前→『これでいいのかルノー?』乗った後→『これがいいのだルノー!』
フランスナンバーは末尾2桁が地域を表すのですが、「94」はヴァル=ド=マルヌ県というパリ南東部に接する地域のナンバー。日本で言えば、さしずめ「横浜」ナンバーというところでしょうか。
・・・と、このクルマがパリ郊外を走ってる姿を想像するだけで、ワクワクしますね。それでは、素朴で、これまた雰囲気のあるインテリアへ行ってみましょう!
キャトルに比べて、圧倒的に乗用車感あるインテリア!ちゃんとダッシュパネルやグローブボックスがあるぅ~!
シートはオリジナル生地が案の定ボロボロなので、ご覧のブラウンに染めたシートカバーを被せました!むしろザックリとした布の素材感が良い感じかと!
このシートカバー、染めては乾燥を3回繰り返して、こんな感じに!我ながら、いい風合いに染まったのではないかと!
もちろんリアシートもご覧の通り!室内はブラウンで統一され、落ち着いた雰囲気になりました!
うわぁ~いい眺め!クルマのダッシュパネルと言うより、アンティーク家具のような趣を感じます!シートカバーもブラウンに染めて正解だったぁ~!
シンプルこの上ない運転席周りですが、キャトルに比べればチョ~豪華?!この時代の大衆車だけが持つ、アンティークな雰囲気と、機能美が凝縮された美しさを感じます。
現在、走行メーターはご覧の数字ですが、旧車のため走行不明とさせていただきました。
メーターパネル左端と同じ角度に設置されたスイッチ類・・・シンプルながらも気持ち良さを感じるのは、こういう細かなところかと。
ブラウン内装にピッタリの薄いブラウンのパネルがいい味出してますねぇ。空調レバー類の表示もシンプルだけど、これで十分!お見事!
そしてシフトレバーはキャトル同様、ハンドル右横から生えてるタイプ。足元は広いし、慣れると操作は楽だし、いい事づくめ!
フロントシートの間にある、このクリップのお化けみたいなのは、シートベルトアンカー。ここにカチッとシートベルトをはめるのです。
フロントドアの内張りです。色褪せ、小破れありますが、この時代、ステッチ模様の入ったビニールレザーは、中・上級車の証!まぁ、そもそもドアハンドル、ウインドウハンドルがある時点でキャトルには勝利?!してるかと。
リアドア内張りです。日に当たると色褪せがかなり目立ちますが、乗車時はそれほどでもないかと・・・ルノー10と同様の革製のドアハンドルが雰囲気ですねぇ。
おっと、この時代の上級車の証、後席用の灰皿も装備!やっぱ、6って上級車なんだぁ・・・っていうか、こういうところで高級感を出すしかなかったとも言えるかと(苦笑)
白いパンチングビニールレザーの天張りは薄い汚れはもちろんありますが、酷い破れも無く良い状態かと。また旧車独特の臭いはありますが、タバコやペットの嫌な臭いはありません!
そうそう、やっぱりフランス車はイエローバルブが似合いますねぇ~、ヘッドライト自体も、周りのトリムもまだ真新しい印象です。
リアレンズも色あせは無いのですが、この右側だけ端っこが欠けているので、これは要交換。
これが欠けた箇所。新品を既に発注済で、入荷次第交換予定ですので、ご安心を。
タイヤは新品交換済で、ホイールはご覧の鉄ッチンホイールにキャップが付きます。これ16と同じヤツですね・・・ってことは。
そう、中央がルノーのロゴのように菱形にプレスされた形状なのです!ったくこういうところが「うれしい!」っちゅ~の。
とは言え、4本中2本に目立つキズが・・・これが一番目立つキズです。あちこち探してみたのですが、今の所、売り物は無いので、気長に探すしか・・・。
さすが、実用主義のフランス車!というところでしょうか。そのボディ形状のおかげもあって、ラゲッジルームはご覧の通りの広さ!
ボロボロだったラゲッジボードの表皮も、オリジナルに近い、この薄いブラウンのビニールレザーで張り替えましたので、スッキリ清潔に!
十分に広いラゲッジスペースですが、更にシートを倒せばこれだけのスペースに!
シートはダブルフォールディングなので、最大この広さに!これもうライトバンです。
トランク床面には、当然のことながら薄いサビがありましたので、サビ転換剤処理しました!むしろこれだけのサビで済んでる上に、処置済なのでご安心いただけるのではないかと。
キャトルオーナーさんなら見慣れたエンジンルーム!C1E(688)と呼ばれるキャトルと同型エンジンですが、キャブの変更(Zenith28→Solex32)で最大出力47PS/5500rpm、最大トルク7.9kg・m/3000rpmと大幅にパワーアップ!
長期保管されていた個体だったので、弊社入庫時、全油脂類、LLC(洗浄込)、全ベルト類、全ブーツ類、サーモスタット、プラグ、プラグコード、デスビキャップ&ローター、フューエルポンプ、フューエルフィルター、燃料タンク洗浄&コーティング、センダユニット&パッキン、FブレーキキャリパーOH、Fブレーキパッド、Fブレーキブレーキホース、Rホイールシリンダー等交換整備済!安心でしょ。
エンジン下面。若干のオイルにじみはあるようですが許容範囲ではないかと・・・酷いサビが無いのはお判りいただけると思います。
新品ブーツに新品ブレーキホース・・・私にとってはもはや精神的安定剤(苦笑)
リア下面。錆止め(チッピング)塗装済でスッキリ!ご安心いただける状態かと・・・。
いやぁ、弊社入庫時はかなり劣化した状態だったので、どうなるかと思いましたが何とかこの状態に・・・こうなって改めて見てみると、やっぱりいいクルマですねぇ。
もちろん、まだまだ劣化はあるものの、安心安定のキャトルをベースに、当時のフラッグシップ、16のラグジュアリーを融合させた6・・・悪いわけがないのです!
すべての可動部が、まるでクッションで覆われたように柔らかく、どんな「急」がつく操作をしても軽くいなされる感じ・・・。
フランス車で良く語られる「当たりの柔らかさ」をまさに地で行く、「ザ・フレンチカー」とも言える存在だと思うのです。
同じフランス車でもシトロエンのハイドロ車とは違い、いわばオーソドックスなバネだけで、これを成立させているんですからねぇ、やはり歴史なのでしょう・・・。
『でも、中身キャトルなんだから、乗った感じもキャトルと同じでしょ?』って思っている方へ・・・是非お乗りになってください。そしてその違いの大きさに驚くはず!
キャトルが「小舟」だとすれば、さしずめ、このシスは「大舟」!文字通り大舟に乗ったかのような、ゆったりとした安心感に包まれるのです!
母の腕に抱かれて眠る子供のような・・・はたまた、凪ぎの波間を青い空を見上げてひとり漂うような・・・そんな心身ともに安らぐ感覚が・・・。
♪Smile though your heart is aching(微笑んでごらん心が痛くても)~♪と謳われる、あのチャップリン作曲の名曲「Smile」・・・。
今回のコロナ渦で私達の日常は大きく変わり、当たり前が当たり前で無かったことに気付かされ、苦悩する日々・・・。
でも日常って、否が応でも向こうからやって来るんだから、受けて立つしかないわけだし・・・。
こんな時こそ、心の拠り所となる何かが大切だと思うのです・・・それは素の自分に戻れて、安らげて、そして何より・・・。
そこから前へ進むことが出来る勇気をもらえるはずだから・・・。
♪You'll find that life is still worthwhile, if you just smile(君の人生には価値があるって分かる筈さ。君が微笑んでいれば)♪
Smileのメロディーが流れるルノー6・・・きっと新しい日常を、新しい価値を見つけられる気がするのです・・・。
1974(昭和49)年式 ルノー6TL!中身はほぼ4(キャトル)なのに、こんなにもゴージャス?!な雰囲気を持った日本国内では希少な6(シス)!たった2の差なのに、まったり度は100倍(アウトレーヴ比?)なのですぅ~!
『んっ?角目の6って日本では珍しくない?』って思った貴方は相当なルノー通!そうなんです!1973年6月からこの角目ですが、日本の排ガス検査の都合で実質的に登録できるのはこの1973年6月~1974年式のみ!メッチャ希少~!
この個体、いわゆる中古並行車で国内初度登録は平成12年10月。国内での登録歴ありなので新規登録費用は掛かりません!通常の車検取得で直ぐに乗れる、これまた好条件物件なのです!
以前の丸目モデルのちょっと厳つい感じが無くなり、こんなにシンプルでカワイイ顔に!子猫のように、大きな目なのに視線が定まらない感じ(解るかな?)がカワイイっちゅ~の!
塗装は一見キレイに見えますが、かなり劣化してます。弊社入庫時はツヤ無しどころか、3000番くらいの紙やすり状態?!でしたが、ガンバって磨いてようやくこの状態に!「味」って言えるくらいには復活したかと・・・。
一番劣化が目立つのはこのルーフ塗装でしょうか。磨きで塗装が薄くなった箇所もちらほら・・・でも磨かないと紙やすり?!ですから・・・(苦笑)
しかも良く見ると点状の劣化も・・・もちろん再塗装でキレイになるのですが、なるべく価格は抑えたかったので・・・どうされるかは、新オーナー様のご希望次第という事で。
劣化や小キズは多数ありますが、悪い事ばかりではありません。外装の要、バンパーは目立つ変形も無くこの輝き!
特にリア周りはシンプルなデザインですから、光輝くバンパーは重要!この状態なら良いですよね。
どっかで見たことあると思ったら、ルノー16と同じドアハンドルではないですかぁ~!この6って、4の豪華版と言うより、16の廉価版という方が正しいかもしれませんね。いいわけだ。
エンジン、ミッション、サスペンションも4と同じという事は・・・。
やっぱ、左右でホイールベースが違う~!「えっ、大丈夫なの?」って思った貴方へご参考までに皆さんのご感想を・・・乗る前→『これでいいのかルノー?』乗った後→『これがいいのだルノー!』
フランスナンバーは末尾2桁が地域を表すのですが、「94」はヴァル=ド=マルヌ県というパリ南東部に接する地域のナンバー。日本で言えば、さしずめ「横浜」ナンバーというところでしょうか。
・・・と、このクルマがパリ郊外を走ってる姿を想像するだけで、ワクワクしますね。それでは、素朴で、これまた雰囲気のあるインテリアへ行ってみましょう!
キャトルに比べて、圧倒的に乗用車感あるインテリア!ちゃんとダッシュパネルやグローブボックスがあるぅ~!
シートはオリジナル生地が案の定ボロボロなので、ご覧のブラウンに染めたシートカバーを被せました!むしろザックリとした布の素材感が良い感じかと!
このシートカバー、染めては乾燥を3回繰り返して、こんな感じに!我ながら、いい風合いに染まったのではないかと!
もちろんリアシートもご覧の通り!室内はブラウンで統一され、落ち着いた雰囲気になりました!
うわぁ~いい眺め!クルマのダッシュパネルと言うより、アンティーク家具のような趣を感じます!シートカバーもブラウンに染めて正解だったぁ~!
シンプルこの上ない運転席周りですが、キャトルに比べればチョ~豪華?!この時代の大衆車だけが持つ、アンティークな雰囲気と、機能美が凝縮された美しさを感じます。
現在、走行メーターはご覧の数字ですが、旧車のため走行不明とさせていただきました。
メーターパネル左端と同じ角度に設置されたスイッチ類・・・シンプルながらも気持ち良さを感じるのは、こういう細かなところかと。
ブラウン内装にピッタリの薄いブラウンのパネルがいい味出してますねぇ。空調レバー類の表示もシンプルだけど、これで十分!お見事!
そしてシフトレバーはキャトル同様、ハンドル右横から生えてるタイプ。足元は広いし、慣れると操作は楽だし、いい事づくめ!
フロントシートの間にある、このクリップのお化けみたいなのは、シートベルトアンカー。ここにカチッとシートベルトをはめるのです。
フロントドアの内張りです。色褪せ、小破れありますが、この時代、ステッチ模様の入ったビニールレザーは、中・上級車の証!まぁ、そもそもドアハンドル、ウインドウハンドルがある時点でキャトルには勝利?!してるかと。
リアドア内張りです。日に当たると色褪せがかなり目立ちますが、乗車時はそれほどでもないかと・・・ルノー10と同様の革製のドアハンドルが雰囲気ですねぇ。
おっと、この時代の上級車の証、後席用の灰皿も装備!やっぱ、6って上級車なんだぁ・・・っていうか、こういうところで高級感を出すしかなかったとも言えるかと(苦笑)
白いパンチングビニールレザーの天張りは薄い汚れはもちろんありますが、酷い破れも無く良い状態かと。また旧車独特の臭いはありますが、タバコやペットの嫌な臭いはありません!
そうそう、やっぱりフランス車はイエローバルブが似合いますねぇ~、ヘッドライト自体も、周りのトリムもまだ真新しい印象です。
リアレンズも色あせは無いのですが、この右側だけ端っこが欠けているので、これは要交換。
これが欠けた箇所。新品を既に発注済で、入荷次第交換予定ですので、ご安心を。
タイヤは新品交換済で、ホイールはご覧の鉄ッチンホイールにキャップが付きます。これ16と同じヤツですね・・・ってことは。
そう、中央がルノーのロゴのように菱形にプレスされた形状なのです!ったくこういうところが「うれしい!」っちゅ~の。
とは言え、4本中2本に目立つキズが・・・これが一番目立つキズです。あちこち探してみたのですが、今の所、売り物は無いので、気長に探すしか・・・。
さすが、実用主義のフランス車!というところでしょうか。そのボディ形状のおかげもあって、ラゲッジルームはご覧の通りの広さ!
ボロボロだったラゲッジボードの表皮も、オリジナルに近い、この薄いブラウンのビニールレザーで張り替えましたので、スッキリ清潔に!
十分に広いラゲッジスペースですが、更にシートを倒せばこれだけのスペースに!
シートはダブルフォールディングなので、最大この広さに!これもうライトバンです。
トランク床面には、当然のことながら薄いサビがありましたので、サビ転換剤処理しました!むしろこれだけのサビで済んでる上に、処置済なのでご安心いただけるのではないかと。
キャトルオーナーさんなら見慣れたエンジンルーム!C1E(688)と呼ばれるキャトルと同型エンジンですが、キャブの変更(Zenith28→Solex32)で最大出力47PS/5500rpm、最大トルク7.9kg・m/3000rpmと大幅にパワーアップ!
長期保管されていた個体だったので、弊社入庫時、全油脂類、LLC(洗浄込)、全ベルト類、全ブーツ類、サーモスタット、プラグ、プラグコード、デスビキャップ&ローター、フューエルポンプ、フューエルフィルター、燃料タンク洗浄&コーティング、センダユニット&パッキン、FブレーキキャリパーOH、Fブレーキパッド、Fブレーキブレーキホース、Rホイールシリンダー等交換整備済!安心でしょ。
エンジン下面。若干のオイルにじみはあるようですが許容範囲ではないかと・・・酷いサビが無いのはお判りいただけると思います。
新品ブーツに新品ブレーキホース・・・私にとってはもはや精神的安定剤(苦笑)
リア下面。錆止め(チッピング)塗装済でスッキリ!ご安心いただける状態かと・・・。
いやぁ、弊社入庫時はかなり劣化した状態だったので、どうなるかと思いましたが何とかこの状態に・・・こうなって改めて見てみると、やっぱりいいクルマですねぇ。
もちろん、まだまだ劣化はあるものの、安心安定のキャトルをベースに、当時のフラッグシップ、16のラグジュアリーを融合させた6・・・悪いわけがないのです!
すべての可動部が、まるでクッションで覆われたように柔らかく、どんな「急」がつく操作をしても軽くいなされる感じ・・・。
フランス車で良く語られる「当たりの柔らかさ」をまさに地で行く、「ザ・フレンチカー」とも言える存在だと思うのです。
同じフランス車でもシトロエンのハイドロ車とは違い、いわばオーソドックスなバネだけで、これを成立させているんですからねぇ、やはり歴史なのでしょう・・・。
『でも、中身キャトルなんだから、乗った感じもキャトルと同じでしょ?』って思っている方へ・・・是非お乗りになってください。そしてその違いの大きさに驚くはず!
キャトルが「小舟」だとすれば、さしずめ、このシスは「大舟」!文字通り大舟に乗ったかのような、ゆったりとした安心感に包まれるのです!
母の腕に抱かれて眠る子供のような・・・はたまた、凪ぎの波間を青い空を見上げてひとり漂うような・・・そんな心身ともに安らぐ感覚が・・・。
♪Smile though your heart is aching(微笑んでごらん心が痛くても)~♪と謳われる、あのチャップリン作曲の名曲「Smile」・・・。
今回のコロナ渦で私達の日常は大きく変わり、当たり前が当たり前で無かったことに気付かされ、苦悩する日々・・・。
でも日常って、否が応でも向こうからやって来るんだから、受けて立つしかないわけだし・・・。
こんな時こそ、心の拠り所となる何かが大切だと思うのです・・・それは素の自分に戻れて、安らげて、そして何より・・・。
そこから前へ進むことが出来る勇気をもらえるはずだから・・・。
♪You'll find that life is still worthwhile, if you just smile(君の人生には価値があるって分かる筈さ。君が微笑んでいれば)♪
Smileのメロディーが流れるルノー6・・・きっと新しい日常を、新しい価値を見つけられる気がするのです・・・。