Autoreve

Stocklist

サーブ 96
Thanks Sold Out!

最近エネルギーは足りてますか?人生に新風は必要じゃないですか?このサーブ96、解決策のひとつかもしれません・・・。

1960(昭和35)年式 サーブ96 その愛らしくも斬新なスタイル、2ストロークエンジンが奏でる勇ましい響き、何とも香しい紫のスモークは、あの60年代カウンターカルチャーの如き、熱い存在ではないかとっ!

年式 1960年 Green
排気量 841cc 走行 旧車のため不明
シフト 3MT 車検 平成31年10月
年式 1960年
排気量 841cc
シフト 3MT
Green
走行 旧車のため不明
車検 平成31年10月

主な装備

  • ABS
  • ETC付
  • アルミホイール
  • エアコン
  • エアバッグ
  • オーディオ
  • サンルーフ
  • ディーラー車
  • ナビ付
  • パワーウインドウ
  • パワーステアリング
  • フル装備
  • 価格応談
  • 左ハンドル
  • 記録簿
  • 革シート
1960(昭和35)年式 サーブ96 その愛らしくも斬新なスタイル、2ストロークエンジンが奏でる勇ましい響き、何とも香しい紫のスモークは、あの60年代カウンターカルチャーの如き、熱い存在ではないかとっ!
1960(昭和35)年式 サーブ96 その愛らしくも斬新なスタイル、2ストロークエンジンが奏でる勇ましい響き、何とも香しい紫のスモークは、あの60年代カウンターカルチャーの如き、熱い存在ではないかとっ!
サーブと言うと『もともと航空機メーカーだから云々・・・』という前書きが付くことが多いですが、そんな先入観はむしろ無用!航空機だろうがクルマだろうが、見て美しいと感じるかどうか!・・・ですよね。
サーブと言うと『もともと航空機メーカーだから云々・・・』という前書きが付くことが多いですが、そんな先入観はむしろ無用!航空機だろうがクルマだろうが、見て美しいと感じるかどうか!・・・ですよね。
本車両は、先代の93のフロントマスクを引き継ぐ、96最初期型の3MTモデル!2サイクル混合給油方式ですので、いちいちめんどくさいです(笑)・・・でもそういうとこが楽しいんですけどね。
本車両は、先代の93のフロントマスクを引き継ぐ、96最初期型の3MTモデル!2サイクル混合給油方式ですので、いちいちめんどくさいです(笑)・・・でもそういうとこが楽しいんですけどね。
なんとも愛らしい表情のフロントマスク・・・でも何か足りない気が・・・眉毛だぁ!(笑)
なんとも愛らしい表情のフロントマスク・・・でも何か足りない気が・・・眉毛だぁ!(笑)
先代の93から大きく変わったのが、このリアセクション。ピラー形状の変更でリアサイドガラスが大きくなり、リアガラスはご覧の通り大きく湾曲した形状に!・・・でも情けな~い感じ(笑)は変わってません。
先代の93から大きく変わったのが、このリアセクション。ピラー形状の変更でリアサイドガラスが大きくなり、リアガラスはご覧の通り大きく湾曲した形状に!・・・でも情けな~い感じ(笑)は変わってません。
かなり昔にオールペイント等の仕上げがされたようですが、既にあちこち劣化が・・・このあとご説明するキズや劣化はあるものの、ご覧の通り、パッと見は好印象な個体です。
かなり昔にオールペイント等の仕上げがされたようですが、既にあちこち劣化が・・・このあとご説明するキズや劣化はあるものの、ご覧の通り、パッと見は好印象な個体です。
コンクールデレガンス向きの状態では無いかもしれませんが、ご自身でお乗りになって楽しむには十分ではないかと。
コンクールデレガンス向きの状態では無いかもしれませんが、ご自身でお乗りになって楽しむには十分ではないかと。
良く見るとリアは結構複雑な曲面で構成された形状です。中でも関心させられるのがトランクリッド。ルーフからの曲面に加え、後端でストンと下へ落ちる曲面も!こいうところは航空機メーカーならではかもしれませんね。
良く見るとリアは結構複雑な曲面で構成された形状です。中でも関心させられるのがトランクリッド。ルーフからの曲面に加え、後端でストンと下へ落ちる曲面も!こいうところは航空機メーカーならではかもしれませんね。
フロントウインドウストリップとモールは、それほど劣化は感じない状態です。モールがキレイなのはいいですね。これでかなり印象が変わる大事なところです。
フロントウインドウストリップとモールは、それほど劣化は感じない状態です。モールがキレイなのはいいですね。これでかなり印象が変わる大事なところです。
リアウインドウもモールはキレイなのですが、ストリップゴムに一部切れがあります。これはシーリング補修なんかでいけそうですね。
リアウインドウもモールはキレイなのですが、ストリップゴムに一部切れがあります。これはシーリング補修なんかでいけそうですね。
その昔の行燈(あんどん)のような、何ともレトロなサイドウインカー!曲がらないのに点灯させたくなります(笑)
その昔の行燈(あんどん)のような、何ともレトロなサイドウインカー!曲がらないのに点灯させたくなります(笑)
運転席のみ、ご覧の蓋付のキーロックが付きます。う~ん、黒電話にカバー掛けてたのと同じ論理か?(苦笑)
運転席のみ、ご覧の蓋付のキーロックが付きます。う~ん、黒電話にカバー掛けてたのと同じ論理か?(苦笑)
現在、右リアガラスにご覧の雰囲気あるステッカーが!・・・ラリーでも活躍したサーブですから、似合う事、似合う事。私にはとても剥せません。
現在、右リアガラスにご覧の雰囲気あるステッカーが!・・・ラリーでも活躍したサーブですから、似合う事、似合う事。私にはとても剥せません。
それでは外観で気になるところをもう少し詳しく・・・私が見て気になるのは以下の5点でしょうか、まずは、この右フロントの塗装割れ。キズで剥がれたわけではなく、塗装が浮いて割れた感じです。前後フェンダー部だけはアルミ製(磁石で確認しました)なので錆びることはありませんが目立ちますね。
それでは外観で気になるところをもう少し詳しく・・・私が見て気になるのは以下の5点でしょうか、まずは、この右フロントの塗装割れ。キズで剥がれたわけではなく、塗装が浮いて割れた感じです。前後フェンダー部だけはアルミ製(磁石で確認しました)なので錆びることはありませんが目立ちますね。
その2、右ドアにご覧の塗装割れ。こちらはキズによる塗装剥がれのようです。タッチアップ済なので錆びる事はなさそうですが・・・。
その2、右ドアにご覧の塗装割れ。こちらはキズによる塗装剥がれのようです。タッチアップ済なので錆びる事はなさそうですが・・・。
その3、少し分かりづらいですが、左ドアに小キズのタッチアップ跡がいくつかあります。
その3、少し分かりづらいですが、左ドアに小キズのタッチアップ跡がいくつかあります。
その4、右ドアに、ご覧の浮錆びがあります。これは今のうちに何とか対処したい感じです。
その4、右ドアに、ご覧の浮錆びがあります。これは今のうちに何とか対処したい感じです。
その5、ルーフに塗装割れがいくつかあります。これも出来れば早めの処置が望ましいですね。・・・というわけで気になる点はいくつか御座いますが、考えたら還暦を迎えようとしている個体ですから、これぐらいで済んでると言えるかもしれませんね。
その5、ルーフに塗装割れがいくつかあります。これも出来れば早めの処置が望ましいですね。・・・というわけで気になる点はいくつか御座いますが、考えたら還暦を迎えようとしている個体ですから、これぐらいで済んでると言えるかもしれませんね。
それでは、外観同様、ノスタルジー溢れるインテリアへ行ってみましょう!どうぞ~!
それでは、外観同様、ノスタルジー溢れるインテリアへ行ってみましょう!どうぞ~!
クゥ~、ホーンリングですよ、茶色にベージュですよ、既に合格!←何の試験だっちゅ~の!
クゥ~、ホーンリングですよ、茶色にベージュですよ、既に合格!←何の試験だっちゅ~の!
冗談はともかく、いやぁ、雰囲気のあるインテリアですねぇ。シートの破れや全体的にシミ汚れなんかもあるのですが、むしろそれがこの風合いを醸し出しているのではないかと・・・。
冗談はともかく、いやぁ、雰囲気のあるインテリアですねぇ。シートの破れや全体的にシミ汚れなんかもあるのですが、むしろそれがこの風合いを醸し出しているのではないかと・・・。
運転席にはご覧の破れがありますが、シートカバー(クッション)があるので、普段は気にならないと思います。どうしても気になる方には、張替ももちろん可能ですが、一部だけの張替はチグハグな感じになってしまうので、出来れば全シート張替をおススメします。
運転席にはご覧の破れがありますが、シートカバー(クッション)があるので、普段は気にならないと思います。どうしても気になる方には、張替ももちろん可能ですが、一部だけの張替はチグハグな感じになってしまうので、出来れば全シート張替をおススメします。
リアシートは破れはありませんが、ご覧のシミ汚れが・・・これはアウトレーヴ清掃技術員?!の手で目立たないくらいにはなりそうです。
リアシートは破れはありませんが、ご覧のシミ汚れが・・・これはアウトレーヴ清掃技術員?!の手で目立たないくらいにはなりそうです。
何なんでしょう、イタフラ車とは違う、このエレガントな雰囲気!デザイン自体はオーソドックスなのに、ひとつひとつが丁寧に造られているからでしょうね、結果、全体としてとても清潔感のあるエレガントな雰囲気に仕上がっています。
何なんでしょう、イタフラ車とは違う、このエレガントな雰囲気!デザイン自体はオーソドックスなのに、ひとつひとつが丁寧に造られているからでしょうね、結果、全体としてとても清潔感のあるエレガントな雰囲気に仕上がっています。
北欧のクルマはその気候から手袋をしたままでも操作しやすいように、スイッチ類は少し間隔を置いて設置されています。それがゆったりとした雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
北欧のクルマはその気候から手袋をしたままでも操作しやすいように、スイッチ類は少し間隔を置いて設置されています。それがゆったりとした雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
まさにスカンジナビアンデザインのメーターパネル!手を抜かないシンプルさ!とでも言いましょうか・・・だってメーターパネルの形を見てください!ただの四角でも誰も文句は言わないと思うのですが、そうしないのが、やはり他とは違うところ!
まさにスカンジナビアンデザインのメーターパネル!手を抜かないシンプルさ!とでも言いましょうか・・・だってメーターパネルの形を見てください!ただの四角でも誰も文句は言わないと思うのですが、そうしないのが、やはり他とは違うところ!
前述の通り、手袋をしていても操作しやすい少し大きめのノブ。そのおかげで、ノブにアイコンが表示出来て、尚更スッキリ!こういう「間」のあるデザイン・・・良いですねぇ。
前述の通り、手袋をしていても操作しやすい少し大きめのノブ。そのおかげで、ノブにアイコンが表示出来て、尚更スッキリ!こういう「間」のあるデザイン・・・良いですねぇ。
これまたレトロなカーラジオ!現在、配線されていないみたいなので、動作未確認ですが、この眺めだけでも十分かと・・・。
これまたレトロなカーラジオ!現在、配線されていないみたいなので、動作未確認ですが、この眺めだけでも十分かと・・・。
はじめはちょっとクセを感じるオルガン式ペダルですが、慣れるとむしろ力も入れやすく、こちらの方が良いと思える操作感です。ちなみにクラッチの左横はヘッドライトのハイロー切り替えスイッチ。
はじめはちょっとクセを感じるオルガン式ペダルですが、慣れるとむしろ力も入れやすく、こちらの方が良いと思える操作感です。ちなみにクラッチの左横はヘッドライトのハイロー切り替えスイッチ。
シート同様、茶色&ベージュのコンビ柄のドア内張り、これもシミ汚れが目立ちますので、アウトレーヴ清掃技術員の腕の見せ所!
シート同様、茶色&ベージュのコンビ柄のドア内張り、これもシミ汚れが目立ちますので、アウトレーヴ清掃技術員の腕の見せ所!
天張りはご覧の通り、破れもなく清潔感のある状態です。旧車独特の臭いはありますが、タバコ等の嫌な臭いはありません!
天張りはご覧の通り、破れもなく清潔感のある状態です。旧車独特の臭いはありますが、タバコ等の嫌な臭いはありません!
ヘッドライトはガラス製なので曇る心配もないですね。ちなみに何かに似てると思っていたのですが・・・コアラですね、ほら一度コアラに見えてしまうと、もうそれにしか見えません!(笑)
ヘッドライトはガラス製なので曇る心配もないですね。ちなみに何かに似てると思っていたのですが・・・コアラですね、ほら一度コアラに見えてしまうと、もうそれにしか見えません!(笑)
おにぎり作る押型みたいな形のリアレンズ!情けないほどシンプルですが、でも変えようのないデザイン!豪華なもの=良いものという論理は通用しない好例!
おにぎり作る押型みたいな形のリアレンズ!情けないほどシンプルですが、でも変えようのないデザイン!豪華なもの=良いものという論理は通用しない好例!
プロペラ飛行機を前から見た図柄のロゴが入ったホイールキャップ!4ヶとも、目立つキズや凹みやありません。・・・にしても、このロゴ、ステキです。なんでコレを使い続けなかったんでしょうねぇ。
プロペラ飛行機を前から見た図柄のロゴが入ったホイールキャップ!4ヶとも、目立つキズや凹みやありません。・・・にしても、このロゴ、ステキです。なんでコレを使い続けなかったんでしょうねぇ。
オリジナルのタイヤサイズは155×15ですが、現在装着されているのは165/65R15、ClassicMichelin XASにオリジナルサイズはあるので、拘るも良し、入手しやすい165サイズで楽しむも良し!
オリジナルのタイヤサイズは155×15ですが、現在装着されているのは165/65R15、ClassicMichelin XASにオリジナルサイズはあるので、拘るも良し、入手しやすい165サイズで楽しむも良し!
タイヤ残溝はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか、当分交換の必要はなさそうです。
タイヤ残溝はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか、当分交換の必要はなさそうです。
お尻がすぼまった流麗なボディスタイルの割に、余分な内張りとかが無いおかげで、トランク容量はタップリ!これだけあれば十分ですね。
お尻がすぼまった流麗なボディスタイルの割に、余分な内張りとかが無いおかげで、トランク容量はタップリ!これだけあれば十分ですね。
ご覧のバックには2スト必須の補充用エンジンオイルが何本か入っています。そして、横の分厚い本は、な、なんとこの時代のサーブ車整備マニュアル!これは貴重ですねぇ。もちろんどちらも付属します!
ご覧のバックには2スト必須の補充用エンジンオイルが何本か入っています。そして、横の分厚い本は、な、なんとこの時代のサーブ車整備マニュアル!これは貴重ですねぇ。もちろんどちらも付属します!
トランク床下のスペアタイヤスペースです。右端に見える塗装ハゲは、錆が原因というより、塗装浮きで剥がれてしまったようです。
トランク床下のスペアタイヤスペースです。右端に見える塗装ハゲは、錆が原因というより、塗装浮きで剥がれてしまったようです。
床面です。ここに補充用オイルをしまってたオーナーさんがいたんでしょうね、オイル混じりの汚れがありますが、強度を損なううような酷い錆びは見受けられません。
床面です。ここに補充用オイルをしまってたオーナーさんがいたんでしょうね、オイル混じりの汚れがありますが、強度を損なううような酷い錆びは見受けられません。
直列3気筒、2ストローク、841cc、最高出力38hp/4250 rpm、最大トルク8.26kgf⋅m/3000 rpmを発生するエンジン。たったの38馬力ですが、パンチのある2ストロークで、しかも車両重量860kgなので、思いのほか俊足!
直列3気筒、2ストローク、841cc、最高出力38hp/4250 rpm、最大トルク8.26kgf⋅m/3000 rpmを発生するエンジン。たったの38馬力ですが、パンチのある2ストロークで、しかも車両重量860kgなので、思いのほか俊足!
ただし、機構的には日本の暑い夏は要注意!ラジエター冷却ファンがこの大きさなのと、何故かラジエターがエンジンの後ろ、バルクヘッド側なので、冷えはあまり期待できなそうな構造です。北欧のクルマなのでしょうがないところでしょうか・・・。
ただし、機構的には日本の暑い夏は要注意!ラジエター冷却ファンがこの大きさなのと、何故かラジエターがエンジンの後ろ、バルクヘッド側なので、冷えはあまり期待できなそうな構造です。北欧のクルマなのでしょうがないところでしょうか・・・。
点火系は旧車の改善では定番!安心、安定のフルトラ化!オリジナル志向ももちろん良いですが、現代で楽しもうと思ったら、こういった改善策も有りかと!
点火系は旧車の改善では定番!安心、安定のフルトラ化!オリジナル志向ももちろん良いですが、現代で楽しもうと思ったら、こういった改善策も有りかと!
そして、こちらももうひとつの定番!燃料ポンプを電磁ポンプ化で安心の燃料供給!フルトラでちゃんとスパークして、電磁ポンプできっちり燃料来てれば、基本動く構造のクルマですからね。
そして、こちらももうひとつの定番!燃料ポンプを電磁ポンプ化で安心の燃料供給!フルトラでちゃんとスパークして、電磁ポンプできっちり燃料来てれば、基本動く構造のクルマですからね。
フロント下面です。長年のオイルにじみに汚れが混じって、こびりついたような、旧車あるあるの状態ですが、フルレストアしたばかりのクルマではありませんので、普通と言えば普通の状態でしょうか・・・。
フロント下面です。長年のオイルにじみに汚れが混じって、こびりついたような、旧車あるあるの状態ですが、フルレストアしたばかりのクルマではありませんので、普通と言えば普通の状態でしょうか・・・。
リア下面です。床が抜けてボロボロ・・・なんて状態ではないのはお分かりいただけるかと。目を引く、ロゴ入りの泥除けは、かなりおしゃれ!効いてますねぇ。
リア下面です。床が抜けてボロボロ・・・なんて状態ではないのはお分かりいただけるかと。目を引く、ロゴ入りの泥除けは、かなりおしゃれ!効いてますねぇ。
ご覧の通り、この個体は過去に内外装のレストアをされたようですが、それからかなりの年数を経過し、劣化も目立ち始めてきたころかと・・・。
ご覧の通り、この個体は過去に内外装のレストアをされたようですが、それからかなりの年数を経過し、劣化も目立ち始めてきたころかと・・・。
もちろん、もう一度フルレストアでパリッと仕立て直すのも有りですが、必然的にお値段上がってしまうのと、個人的には経てきた年月が感じられる個体の方がむしろ安心ではないかと思うので、敢えてこの状態でのご紹介とさせていただきました。
もちろん、もう一度フルレストアでパリッと仕立て直すのも有りですが、必然的にお値段上がってしまうのと、個人的には経てきた年月が感じられる個体の方がむしろ安心ではないかと思うので、敢えてこの状態でのご紹介とさせていただきました。
私どももフルレストアを手掛けることはありますが、その工程は単純な作業というより、創作に近い作業もあり、結果、もともとのオリジナル+レストア作業者の考え方が合わさった個体になるのも事実・・・。
私どももフルレストアを手掛けることはありますが、その工程は単純な作業というより、創作に近い作業もあり、結果、もともとのオリジナル+レストア作業者の考え方が合わさった個体になるのも事実・・・。
走る、曲がる、止まるがしっかりとしたこのサーブのような個体であれば、これからの仕上げ、もしくは仕上げないのかも、次のオーナーさんに託したいと思うのです。
走る、曲がる、止まるがしっかりとしたこのサーブのような個体であれば、これからの仕上げ、もしくは仕上げないのかも、次のオーナーさんに託したいと思うのです。
そして、その結果、吊るしのスーツではなく、オーダースーツのように、その方に寄り沿う存在になってくれればと・・・。
そして、その結果、吊るしのスーツではなく、オーダースーツのように、その方に寄り沿う存在になってくれればと・・・。
そうご理解いただくと、むしろ現在の状態は格好の程度ではないかと・・・。
そうご理解いただくと、むしろ現在の状態は格好の程度ではないかと・・・。
やっぱ・・・コアラ・・・(笑)
やっぱ・・・コアラ・・・(笑)
冗談はさておき、改めてサーブというクルマを考えた時、イタフラとも違うし、ドイツやイギリスとも違って、掴みどころのない印象がありますが、この96を見ると、それは浅はかだったなぁと思わせられるのです。
冗談はさておき、改めてサーブというクルマを考えた時、イタフラとも違うし、ドイツやイギリスとも違って、掴みどころのない印象がありますが、この96を見ると、それは浅はかだったなぁと思わせられるのです。
航空機メーカーとして、自動車に新たな思想を取り入れ、今では当たり前のターボを他車に先駆けて導入し、名車になるための試金石とも言えるヨーロッパが舞台のWRCで数々の優勝を飾ってきたサーブ。
航空機メーカーとして、自動車に新たな思想を取り入れ、今では当たり前のターボを他車に先駆けて導入し、名車になるための試金石とも言えるヨーロッパが舞台のWRCで数々の優勝を飾ってきたサーブ。
掴みどころが無いと感じていたのは、こちら側の無知によるものであって、サーブはずっと昔からサーブで、常に新風を吹かせてきた存在だったのです。
掴みどころが無いと感じていたのは、こちら側の無知によるものであって、サーブはずっと昔からサーブで、常に新風を吹かせてきた存在だったのです。
60年代と言えば、ヒッピーやサイケ、ロッカーズやモッズと言ったサブカルチャー全盛の時代・・・時代が持つエネルギーが溢れるなかで生まれた96・・・。
60年代と言えば、ヒッピーやサイケ、ロッカーズやモッズと言ったサブカルチャー全盛の時代・・・時代が持つエネルギーが溢れるなかで生まれた96・・・。
後付の解釈では説明できないリアルなエネルギーが、この96には確かにあると思うのです。
後付の解釈では説明できないリアルなエネルギーが、この96には確かにあると思うのです。
最近エネルギーは足りてますか?人生に新風は必要じゃないですか?このサーブ96、解決策のひとつかもしれません・・・。
最近エネルギーは足りてますか?人生に新風は必要じゃないですか?このサーブ96、解決策のひとつかもしれません・・・。
1960(昭和35)年式 サーブ96 その愛らしくも斬新なスタイル、2ストロークエンジンが奏でる勇ましい響き、何とも香しい紫のスモークは、あの60年代カウンターカルチャーの如き、熱い存在ではないかとっ!
1960(昭和35)年式 サーブ96 その愛らしくも斬新なスタイル、2ストロークエンジンが奏でる勇ましい響き、何とも香しい紫のスモークは、あの60年代カウンターカルチャーの如き、熱い存在ではないかとっ!
サーブと言うと『もともと航空機メーカーだから云々・・・』という前書きが付くことが多いですが、そんな先入観はむしろ無用!航空機だろうがクルマだろうが、見て美しいと感じるかどうか!・・・ですよね。
サーブと言うと『もともと航空機メーカーだから云々・・・』という前書きが付くことが多いですが、そんな先入観はむしろ無用!航空機だろうがクルマだろうが、見て美しいと感じるかどうか!・・・ですよね。
本車両は、先代の93のフロントマスクを引き継ぐ、96最初期型の3MTモデル!2サイクル混合給油方式ですので、いちいちめんどくさいです(笑)・・・でもそういうとこが楽しいんですけどね。
本車両は、先代の93のフロントマスクを引き継ぐ、96最初期型の3MTモデル!2サイクル混合給油方式ですので、いちいちめんどくさいです(笑)・・・でもそういうとこが楽しいんですけどね。
なんとも愛らしい表情のフロントマスク・・・でも何か足りない気が・・・眉毛だぁ!(笑)
なんとも愛らしい表情のフロントマスク・・・でも何か足りない気が・・・眉毛だぁ!(笑)
先代の93から大きく変わったのが、このリアセクション。ピラー形状の変更でリアサイドガラスが大きくなり、リアガラスはご覧の通り大きく湾曲した形状に!・・・でも情けな~い感じ(笑)は変わってません。
先代の93から大きく変わったのが、このリアセクション。ピラー形状の変更でリアサイドガラスが大きくなり、リアガラスはご覧の通り大きく湾曲した形状に!・・・でも情けな~い感じ(笑)は変わってません。
かなり昔にオールペイント等の仕上げがされたようですが、既にあちこち劣化が・・・このあとご説明するキズや劣化はあるものの、ご覧の通り、パッと見は好印象な個体です。
かなり昔にオールペイント等の仕上げがされたようですが、既にあちこち劣化が・・・このあとご説明するキズや劣化はあるものの、ご覧の通り、パッと見は好印象な個体です。
コンクールデレガンス向きの状態では無いかもしれませんが、ご自身でお乗りになって楽しむには十分ではないかと。
コンクールデレガンス向きの状態では無いかもしれませんが、ご自身でお乗りになって楽しむには十分ではないかと。
良く見るとリアは結構複雑な曲面で構成された形状です。中でも関心させられるのがトランクリッド。ルーフからの曲面に加え、後端でストンと下へ落ちる曲面も!こいうところは航空機メーカーならではかもしれませんね。
良く見るとリアは結構複雑な曲面で構成された形状です。中でも関心させられるのがトランクリッド。ルーフからの曲面に加え、後端でストンと下へ落ちる曲面も!こいうところは航空機メーカーならではかもしれませんね。
フロントウインドウストリップとモールは、それほど劣化は感じない状態です。モールがキレイなのはいいですね。これでかなり印象が変わる大事なところです。
フロントウインドウストリップとモールは、それほど劣化は感じない状態です。モールがキレイなのはいいですね。これでかなり印象が変わる大事なところです。
リアウインドウもモールはキレイなのですが、ストリップゴムに一部切れがあります。これはシーリング補修なんかでいけそうですね。
リアウインドウもモールはキレイなのですが、ストリップゴムに一部切れがあります。これはシーリング補修なんかでいけそうですね。
その昔の行燈(あんどん)のような、何ともレトロなサイドウインカー!曲がらないのに点灯させたくなります(笑)
その昔の行燈(あんどん)のような、何ともレトロなサイドウインカー!曲がらないのに点灯させたくなります(笑)
運転席のみ、ご覧の蓋付のキーロックが付きます。う~ん、黒電話にカバー掛けてたのと同じ論理か?(苦笑)
運転席のみ、ご覧の蓋付のキーロックが付きます。う~ん、黒電話にカバー掛けてたのと同じ論理か?(苦笑)
現在、右リアガラスにご覧の雰囲気あるステッカーが!・・・ラリーでも活躍したサーブですから、似合う事、似合う事。私にはとても剥せません。
現在、右リアガラスにご覧の雰囲気あるステッカーが!・・・ラリーでも活躍したサーブですから、似合う事、似合う事。私にはとても剥せません。
それでは外観で気になるところをもう少し詳しく・・・私が見て気になるのは以下の5点でしょうか、まずは、この右フロントの塗装割れ。キズで剥がれたわけではなく、塗装が浮いて割れた感じです。前後フェンダー部だけはアルミ製(磁石で確認しました)なので錆びることはありませんが目立ちますね。
それでは外観で気になるところをもう少し詳しく・・・私が見て気になるのは以下の5点でしょうか、まずは、この右フロントの塗装割れ。キズで剥がれたわけではなく、塗装が浮いて割れた感じです。前後フェンダー部だけはアルミ製(磁石で確認しました)なので錆びることはありませんが目立ちますね。
その2、右ドアにご覧の塗装割れ。こちらはキズによる塗装剥がれのようです。タッチアップ済なので錆びる事はなさそうですが・・・。
その2、右ドアにご覧の塗装割れ。こちらはキズによる塗装剥がれのようです。タッチアップ済なので錆びる事はなさそうですが・・・。
その3、少し分かりづらいですが、左ドアに小キズのタッチアップ跡がいくつかあります。
その3、少し分かりづらいですが、左ドアに小キズのタッチアップ跡がいくつかあります。
その4、右ドアに、ご覧の浮錆びがあります。これは今のうちに何とか対処したい感じです。
その4、右ドアに、ご覧の浮錆びがあります。これは今のうちに何とか対処したい感じです。
その5、ルーフに塗装割れがいくつかあります。これも出来れば早めの処置が望ましいですね。・・・というわけで気になる点はいくつか御座いますが、考えたら還暦を迎えようとしている個体ですから、これぐらいで済んでると言えるかもしれませんね。
その5、ルーフに塗装割れがいくつかあります。これも出来れば早めの処置が望ましいですね。・・・というわけで気になる点はいくつか御座いますが、考えたら還暦を迎えようとしている個体ですから、これぐらいで済んでると言えるかもしれませんね。
それでは、外観同様、ノスタルジー溢れるインテリアへ行ってみましょう!どうぞ~!
それでは、外観同様、ノスタルジー溢れるインテリアへ行ってみましょう!どうぞ~!
クゥ~、ホーンリングですよ、茶色にベージュですよ、既に合格!←何の試験だっちゅ~の!
クゥ~、ホーンリングですよ、茶色にベージュですよ、既に合格!←何の試験だっちゅ~の!
冗談はともかく、いやぁ、雰囲気のあるインテリアですねぇ。シートの破れや全体的にシミ汚れなんかもあるのですが、むしろそれがこの風合いを醸し出しているのではないかと・・・。
冗談はともかく、いやぁ、雰囲気のあるインテリアですねぇ。シートの破れや全体的にシミ汚れなんかもあるのですが、むしろそれがこの風合いを醸し出しているのではないかと・・・。
運転席にはご覧の破れがありますが、シートカバー(クッション)があるので、普段は気にならないと思います。どうしても気になる方には、張替ももちろん可能ですが、一部だけの張替はチグハグな感じになってしまうので、出来れば全シート張替をおススメします。
運転席にはご覧の破れがありますが、シートカバー(クッション)があるので、普段は気にならないと思います。どうしても気になる方には、張替ももちろん可能ですが、一部だけの張替はチグハグな感じになってしまうので、出来れば全シート張替をおススメします。
リアシートは破れはありませんが、ご覧のシミ汚れが・・・これはアウトレーヴ清掃技術員?!の手で目立たないくらいにはなりそうです。
リアシートは破れはありませんが、ご覧のシミ汚れが・・・これはアウトレーヴ清掃技術員?!の手で目立たないくらいにはなりそうです。
何なんでしょう、イタフラ車とは違う、このエレガントな雰囲気!デザイン自体はオーソドックスなのに、ひとつひとつが丁寧に造られているからでしょうね、結果、全体としてとても清潔感のあるエレガントな雰囲気に仕上がっています。
何なんでしょう、イタフラ車とは違う、このエレガントな雰囲気!デザイン自体はオーソドックスなのに、ひとつひとつが丁寧に造られているからでしょうね、結果、全体としてとても清潔感のあるエレガントな雰囲気に仕上がっています。
北欧のクルマはその気候から手袋をしたままでも操作しやすいように、スイッチ類は少し間隔を置いて設置されています。それがゆったりとした雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
北欧のクルマはその気候から手袋をしたままでも操作しやすいように、スイッチ類は少し間隔を置いて設置されています。それがゆったりとした雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
まさにスカンジナビアンデザインのメーターパネル!手を抜かないシンプルさ!とでも言いましょうか・・・だってメーターパネルの形を見てください!ただの四角でも誰も文句は言わないと思うのですが、そうしないのが、やはり他とは違うところ!
まさにスカンジナビアンデザインのメーターパネル!手を抜かないシンプルさ!とでも言いましょうか・・・だってメーターパネルの形を見てください!ただの四角でも誰も文句は言わないと思うのですが、そうしないのが、やはり他とは違うところ!
前述の通り、手袋をしていても操作しやすい少し大きめのノブ。そのおかげで、ノブにアイコンが表示出来て、尚更スッキリ!こういう「間」のあるデザイン・・・良いですねぇ。
前述の通り、手袋をしていても操作しやすい少し大きめのノブ。そのおかげで、ノブにアイコンが表示出来て、尚更スッキリ!こういう「間」のあるデザイン・・・良いですねぇ。
これまたレトロなカーラジオ!現在、配線されていないみたいなので、動作未確認ですが、この眺めだけでも十分かと・・・。
これまたレトロなカーラジオ!現在、配線されていないみたいなので、動作未確認ですが、この眺めだけでも十分かと・・・。
はじめはちょっとクセを感じるオルガン式ペダルですが、慣れるとむしろ力も入れやすく、こちらの方が良いと思える操作感です。ちなみにクラッチの左横はヘッドライトのハイロー切り替えスイッチ。
はじめはちょっとクセを感じるオルガン式ペダルですが、慣れるとむしろ力も入れやすく、こちらの方が良いと思える操作感です。ちなみにクラッチの左横はヘッドライトのハイロー切り替えスイッチ。
シート同様、茶色&ベージュのコンビ柄のドア内張り、これもシミ汚れが目立ちますので、アウトレーヴ清掃技術員の腕の見せ所!
シート同様、茶色&ベージュのコンビ柄のドア内張り、これもシミ汚れが目立ちますので、アウトレーヴ清掃技術員の腕の見せ所!
天張りはご覧の通り、破れもなく清潔感のある状態です。旧車独特の臭いはありますが、タバコ等の嫌な臭いはありません!
天張りはご覧の通り、破れもなく清潔感のある状態です。旧車独特の臭いはありますが、タバコ等の嫌な臭いはありません!
ヘッドライトはガラス製なので曇る心配もないですね。ちなみに何かに似てると思っていたのですが・・・コアラですね、ほら一度コアラに見えてしまうと、もうそれにしか見えません!(笑)
ヘッドライトはガラス製なので曇る心配もないですね。ちなみに何かに似てると思っていたのですが・・・コアラですね、ほら一度コアラに見えてしまうと、もうそれにしか見えません!(笑)
おにぎり作る押型みたいな形のリアレンズ!情けないほどシンプルですが、でも変えようのないデザイン!豪華なもの=良いものという論理は通用しない好例!
おにぎり作る押型みたいな形のリアレンズ!情けないほどシンプルですが、でも変えようのないデザイン!豪華なもの=良いものという論理は通用しない好例!
プロペラ飛行機を前から見た図柄のロゴが入ったホイールキャップ!4ヶとも、目立つキズや凹みやありません。・・・にしても、このロゴ、ステキです。なんでコレを使い続けなかったんでしょうねぇ。
プロペラ飛行機を前から見た図柄のロゴが入ったホイールキャップ!4ヶとも、目立つキズや凹みやありません。・・・にしても、このロゴ、ステキです。なんでコレを使い続けなかったんでしょうねぇ。
オリジナルのタイヤサイズは155×15ですが、現在装着されているのは165/65R15、ClassicMichelin XASにオリジナルサイズはあるので、拘るも良し、入手しやすい165サイズで楽しむも良し!
オリジナルのタイヤサイズは155×15ですが、現在装着されているのは165/65R15、ClassicMichelin XASにオリジナルサイズはあるので、拘るも良し、入手しやすい165サイズで楽しむも良し!
タイヤ残溝はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか、当分交換の必要はなさそうです。
タイヤ残溝はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか、当分交換の必要はなさそうです。
お尻がすぼまった流麗なボディスタイルの割に、余分な内張りとかが無いおかげで、トランク容量はタップリ!これだけあれば十分ですね。
お尻がすぼまった流麗なボディスタイルの割に、余分な内張りとかが無いおかげで、トランク容量はタップリ!これだけあれば十分ですね。
ご覧のバックには2スト必須の補充用エンジンオイルが何本か入っています。そして、横の分厚い本は、な、なんとこの時代のサーブ車整備マニュアル!これは貴重ですねぇ。もちろんどちらも付属します!
ご覧のバックには2スト必須の補充用エンジンオイルが何本か入っています。そして、横の分厚い本は、な、なんとこの時代のサーブ車整備マニュアル!これは貴重ですねぇ。もちろんどちらも付属します!
トランク床下のスペアタイヤスペースです。右端に見える塗装ハゲは、錆が原因というより、塗装浮きで剥がれてしまったようです。
トランク床下のスペアタイヤスペースです。右端に見える塗装ハゲは、錆が原因というより、塗装浮きで剥がれてしまったようです。
床面です。ここに補充用オイルをしまってたオーナーさんがいたんでしょうね、オイル混じりの汚れがありますが、強度を損なううような酷い錆びは見受けられません。
床面です。ここに補充用オイルをしまってたオーナーさんがいたんでしょうね、オイル混じりの汚れがありますが、強度を損なううような酷い錆びは見受けられません。
直列3気筒、2ストローク、841cc、最高出力38hp/4250 rpm、最大トルク8.26kgf⋅m/3000 rpmを発生するエンジン。たったの38馬力ですが、パンチのある2ストロークで、しかも車両重量860kgなので、思いのほか俊足!
直列3気筒、2ストローク、841cc、最高出力38hp/4250 rpm、最大トルク8.26kgf⋅m/3000 rpmを発生するエンジン。たったの38馬力ですが、パンチのある2ストロークで、しかも車両重量860kgなので、思いのほか俊足!
ただし、機構的には日本の暑い夏は要注意!ラジエター冷却ファンがこの大きさなのと、何故かラジエターがエンジンの後ろ、バルクヘッド側なので、冷えはあまり期待できなそうな構造です。北欧のクルマなのでしょうがないところでしょうか・・・。
ただし、機構的には日本の暑い夏は要注意!ラジエター冷却ファンがこの大きさなのと、何故かラジエターがエンジンの後ろ、バルクヘッド側なので、冷えはあまり期待できなそうな構造です。北欧のクルマなのでしょうがないところでしょうか・・・。
点火系は旧車の改善では定番!安心、安定のフルトラ化!オリジナル志向ももちろん良いですが、現代で楽しもうと思ったら、こういった改善策も有りかと!
点火系は旧車の改善では定番!安心、安定のフルトラ化!オリジナル志向ももちろん良いですが、現代で楽しもうと思ったら、こういった改善策も有りかと!
そして、こちらももうひとつの定番!燃料ポンプを電磁ポンプ化で安心の燃料供給!フルトラでちゃんとスパークして、電磁ポンプできっちり燃料来てれば、基本動く構造のクルマですからね。
そして、こちらももうひとつの定番!燃料ポンプを電磁ポンプ化で安心の燃料供給!フルトラでちゃんとスパークして、電磁ポンプできっちり燃料来てれば、基本動く構造のクルマですからね。
フロント下面です。長年のオイルにじみに汚れが混じって、こびりついたような、旧車あるあるの状態ですが、フルレストアしたばかりのクルマではありませんので、普通と言えば普通の状態でしょうか・・・。
フロント下面です。長年のオイルにじみに汚れが混じって、こびりついたような、旧車あるあるの状態ですが、フルレストアしたばかりのクルマではありませんので、普通と言えば普通の状態でしょうか・・・。
リア下面です。床が抜けてボロボロ・・・なんて状態ではないのはお分かりいただけるかと。目を引く、ロゴ入りの泥除けは、かなりおしゃれ!効いてますねぇ。
リア下面です。床が抜けてボロボロ・・・なんて状態ではないのはお分かりいただけるかと。目を引く、ロゴ入りの泥除けは、かなりおしゃれ!効いてますねぇ。
ご覧の通り、この個体は過去に内外装のレストアをされたようですが、それからかなりの年数を経過し、劣化も目立ち始めてきたころかと・・・。
ご覧の通り、この個体は過去に内外装のレストアをされたようですが、それからかなりの年数を経過し、劣化も目立ち始めてきたころかと・・・。
もちろん、もう一度フルレストアでパリッと仕立て直すのも有りですが、必然的にお値段上がってしまうのと、個人的には経てきた年月が感じられる個体の方がむしろ安心ではないかと思うので、敢えてこの状態でのご紹介とさせていただきました。
もちろん、もう一度フルレストアでパリッと仕立て直すのも有りですが、必然的にお値段上がってしまうのと、個人的には経てきた年月が感じられる個体の方がむしろ安心ではないかと思うので、敢えてこの状態でのご紹介とさせていただきました。
私どももフルレストアを手掛けることはありますが、その工程は単純な作業というより、創作に近い作業もあり、結果、もともとのオリジナル+レストア作業者の考え方が合わさった個体になるのも事実・・・。
私どももフルレストアを手掛けることはありますが、その工程は単純な作業というより、創作に近い作業もあり、結果、もともとのオリジナル+レストア作業者の考え方が合わさった個体になるのも事実・・・。
走る、曲がる、止まるがしっかりとしたこのサーブのような個体であれば、これからの仕上げ、もしくは仕上げないのかも、次のオーナーさんに託したいと思うのです。
走る、曲がる、止まるがしっかりとしたこのサーブのような個体であれば、これからの仕上げ、もしくは仕上げないのかも、次のオーナーさんに託したいと思うのです。
そして、その結果、吊るしのスーツではなく、オーダースーツのように、その方に寄り沿う存在になってくれればと・・・。
そして、その結果、吊るしのスーツではなく、オーダースーツのように、その方に寄り沿う存在になってくれればと・・・。
そうご理解いただくと、むしろ現在の状態は格好の程度ではないかと・・・。
そうご理解いただくと、むしろ現在の状態は格好の程度ではないかと・・・。
やっぱ・・・コアラ・・・(笑)
やっぱ・・・コアラ・・・(笑)
冗談はさておき、改めてサーブというクルマを考えた時、イタフラとも違うし、ドイツやイギリスとも違って、掴みどころのない印象がありますが、この96を見ると、それは浅はかだったなぁと思わせられるのです。
冗談はさておき、改めてサーブというクルマを考えた時、イタフラとも違うし、ドイツやイギリスとも違って、掴みどころのない印象がありますが、この96を見ると、それは浅はかだったなぁと思わせられるのです。
航空機メーカーとして、自動車に新たな思想を取り入れ、今では当たり前のターボを他車に先駆けて導入し、名車になるための試金石とも言えるヨーロッパが舞台のWRCで数々の優勝を飾ってきたサーブ。
航空機メーカーとして、自動車に新たな思想を取り入れ、今では当たり前のターボを他車に先駆けて導入し、名車になるための試金石とも言えるヨーロッパが舞台のWRCで数々の優勝を飾ってきたサーブ。
掴みどころが無いと感じていたのは、こちら側の無知によるものであって、サーブはずっと昔からサーブで、常に新風を吹かせてきた存在だったのです。
掴みどころが無いと感じていたのは、こちら側の無知によるものであって、サーブはずっと昔からサーブで、常に新風を吹かせてきた存在だったのです。
60年代と言えば、ヒッピーやサイケ、ロッカーズやモッズと言ったサブカルチャー全盛の時代・・・時代が持つエネルギーが溢れるなかで生まれた96・・・。
60年代と言えば、ヒッピーやサイケ、ロッカーズやモッズと言ったサブカルチャー全盛の時代・・・時代が持つエネルギーが溢れるなかで生まれた96・・・。
後付の解釈では説明できないリアルなエネルギーが、この96には確かにあると思うのです。
後付の解釈では説明できないリアルなエネルギーが、この96には確かにあると思うのです。
最近エネルギーは足りてますか?人生に新風は必要じゃないですか?このサーブ96、解決策のひとつかもしれません・・・。
最近エネルギーは足りてますか?人生に新風は必要じゃないですか?このサーブ96、解決策のひとつかもしれません・・・。
pagetop