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プジョー 404 セダン
Thanks Sold Out!

クルマ以上、人間未満の存在を求めるならこの404、かなり良い相棒になれると思いますが、いかが?

1966(昭和41)年式プジョー404セダン!ピニンファリーナによる流麗なボディとは裏腹に、その頑固なまでの造り込みで耐久性は折紙付き!名車504の礎を築いた404・・・つまりは現代プジョーの神髄とも言えるモデルかとっ!

年式 1966年7月 Gris
排気量 1600cc 走行 5桁メーターのため不明
シフト 4MT 車検 なし
年式 1966年7月
排気量 1600cc
シフト 4MT
Gris
走行 5桁メーターのため不明
車検 なし

主な装備

  • ABS
  • ETC付
  • アルミホイール
  • エアコン
  • エアバッグ
  • オーディオ
  • サンルーフ
  • ディーラー車
  • ナビ付
  • パワーウインドウ
  • パワーステアリング
  • フル装備
  • 価格応談
  • 左ハンドル
  • 記録簿
  • 革シート
1966(昭和41)年式プジョー404セダン!ピニンファリーナによる流麗なボディとは裏腹に、その頑固なまでの造り込みで耐久性は折紙付き!名車504の礎を築いた404・・・つまりは現代プジョーの神髄とも言えるモデルかとっ!
1966(昭和41)年式プジョー404セダン!ピニンファリーナによる流麗なボディとは裏腹に、その頑固なまでの造り込みで耐久性は折紙付き!名車504の礎を築いた404・・・つまりは現代プジョーの神髄とも言えるモデルかとっ!
何と1960年から1988年までの28年間にわたり、288万台も製造され、まさに当時のプジョーを代表する存在なのです!言わば60~70年代は・・・404=ザ・プジョー!
何と1960年から1988年までの28年間にわたり、288万台も製造され、まさに当時のプジョーを代表する存在なのです!言わば60~70年代は・・・404=ザ・プジョー!
アメリカ車の影響を感じるリアのフィンタイプのフェンダーがビンテージ感たっぷりですが、同時に上品さも感じさせるのは、さすがピニンファリーナですね。
アメリカ車の影響を感じるリアのフィンタイプのフェンダーがビンテージ感たっぷりですが、同時に上品さも感じさせるのは、さすがピニンファリーナですね。
一見、大味なデザインにも見えるフロントマスクですが、いえいえ、水滴型のヘッドライトリムや、柔らかい印象を醸し出す半円形のウインカー等、細部に拘りが散りばめられているのです!
一見、大味なデザインにも見えるフロントマスクですが、いえいえ、水滴型のヘッドライトリムや、柔らかい印象を醸し出す半円形のウインカー等、細部に拘りが散りばめられているのです!
典型的な箱型車ですが、平面は皆無!トランクも柔らかな曲面で構成され、影響を受けたと思われるアメ車とは、やはり異なる欧州デザインなのです!
典型的な箱型車ですが、平面は皆無!トランクも柔らかな曲面で構成され、影響を受けたと思われるアメ車とは、やはり異なる欧州デザインなのです!
正面からだと良く分かりませんが、ボンネットの迫り出しが、ハンパないっす!ほとんどバンパーと同じぐらいまで前に出てます・・・でも、逆に大きなグリルが奥まって、バランスの取れた表情を生み出しているんですよねぇ。これを計算しているとしたら・・・恐るべしピニンファリーナ。
正面からだと良く分かりませんが、ボンネットの迫り出しが、ハンパないっす!ほとんどバンパーと同じぐらいまで前に出てます・・・でも、逆に大きなグリルが奥まって、バランスの取れた表情を生み出しているんですよねぇ。これを計算しているとしたら・・・恐るべしピニンファリーナ。
本車両はサンルーフ付きですが、丁度ピッタリのシルバーのマグネットシートで雨漏り対策!これ簡単ですが、確実!・・・ってことは?そうです、少し雨漏りするそうですので・・・。
本車両はサンルーフ付きですが、丁度ピッタリのシルバーのマグネットシートで雨漏り対策!これ簡単ですが、確実!・・・ってことは?そうです、少し雨漏りするそうですので・・・。
良く見ると、塗装に細かなクラックとか、経年劣化はありますが、クリア剥げや明らかな色褪せは感じません!でも、こういうクルマって、ビッカビカよりは、むしろ長い時を経てきた感のある、こういう雰囲気の方が似合うし、いいのではないかと!
良く見ると、塗装に細かなクラックとか、経年劣化はありますが、クリア剥げや明らかな色褪せは感じません!でも、こういうクルマって、ビッカビカよりは、むしろ長い時を経てきた感のある、こういう雰囲気の方が似合うし、いいのではないかと!
それでは、外観同様、質実剛健、これぞスタンダード!と言わんばかりの室内へ!
それでは、外観同様、質実剛健、これぞスタンダード!と言わんばかりの室内へ!
特にコレがプジョー!というところは無いオーソドックスな造りのインテリアですが、むしろ、その奇をてらわない堅実な造り込みがプジョーらしいところ!
特にコレがプジョー!というところは無いオーソドックスな造りのインテリアですが、むしろ、その奇をてらわない堅実な造り込みがプジョーらしいところ!
シートはオリジナル同様のブルーのビニールレザーで張替られており、清潔な印象です。もちろん破れはありません。
シートはオリジナル同様のブルーのビニールレザーで張替られており、清潔な印象です。もちろん破れはありません。
このタップリとした広さと、まるでベッドのような厚い座面が、座った瞬間に・・・「うわぁ~、フランス車のシートだぁ~!」
このタップリとした広さと、まるでベッドのような厚い座面が、座った瞬間に・・・「うわぁ~、フランス車のシートだぁ~!」
ベッドのような・・・と言いましたが、もとい・・・「ベッドです!」(笑)
ベッドのような・・・と言いましたが、もとい・・・「ベッドです!」(笑)
シンプルで、いかにも操作しやすそうなインパネですね。メッキパーツを多用し、60年代のジュークBOXを思わせる雰囲気が、むしろとても新鮮な印象です!
シンプルで、いかにも操作しやすそうなインパネですね。メッキパーツを多用し、60年代のジュークBOXを思わせる雰囲気が、むしろとても新鮮な印象です!
白いハンドルに、メッキのホーンリング・・・眺めたくなる風景ですが・・・運転中のよそ見は厳禁ですよぉ~!
白いハンドルに、メッキのホーンリング・・・眺めたくなる風景ですが・・・運転中のよそ見は厳禁ですよぉ~!
アンティークラジオのような雰囲気のメーターパネル!いいですねぇ~!走行距離はご覧の通り5桁メーターですので不明とさせていただきました。
アンティークラジオのような雰囲気のメーターパネル!いいですねぇ~!走行距離はご覧の通り5桁メーターですので不明とさせていただきました。
ハンドルはかなり重めですが、こんな大径で細いカッコいいハンドルなら、重さも楽しめる気がします。
ハンドルはかなり重めですが、こんな大径で細いカッコいいハンドルなら、重さも楽しめる気がします。
これぞ質実剛健!何の飾りも無い、機能に徹した黒一色の内張り・・・床の赤いカーペットとのコントラストを考えているんでしょうね。
これぞ質実剛健!何の飾りも無い、機能に徹した黒一色の内張り・・・床の赤いカーペットとのコントラストを考えているんでしょうね。
古いクルマで気になるサビですが、一番サビが出やすいドア下が、ご覧の状態ですので、ご安心いただけるのではないかと・・・。
古いクルマで気になるサビですが、一番サビが出やすいドア下が、ご覧の状態ですので、ご安心いただけるのではないかと・・・。
リアドアも質実剛健!当時の高級車の証の灰皿も装備!
リアドアも質実剛健!当時の高級車の証の灰皿も装備!
サンルーフ付きではありますが、前オーナー様はほとんど開けなかったそうで・・・60年代フランス車のサンルーフ・・・確かに開けない方が・・・(苦笑)
サンルーフ付きではありますが、前オーナー様はほとんど開けなかったそうで・・・60年代フランス車のサンルーフ・・・確かに開けない方が・・・(苦笑)
オールドマーシャルにイエローバルブ・・・夜間の点灯時はもちろん、昼間でも奥に見える黄色い瞳がフランス車らしさタップリなのです!
オールドマーシャルにイエローバルブ・・・夜間の点灯時はもちろん、昼間でも奥に見える黄色い瞳がフランス車らしさタップリなのです!
404の最大の特徴とも言える、フィンタイプのリアフェンダー!レンズも若干の色褪せはあるものの割れはありません。
404の最大の特徴とも言える、フィンタイプのリアフェンダー!レンズも若干の色褪せはあるものの割れはありません。
中央のネジ1本で留めるタイプのホイールキャップ!もちろん小キズはありますが、気になる程の酷いキズはありません。
中央のネジ1本で留めるタイプのホイールキャップ!もちろん小キズはありますが、気になる程の酷いキズはありません。
タイヤはクラシックミシュランXZXの165SR15。残溝も7分山というところでしょうか。当分交換の必要は無さそうです。
タイヤはクラシックミシュランXZXの165SR15。残溝も7分山というところでしょうか。当分交換の必要は無さそうです。
このボディ形状ですからトランク容量は広大!タテにスペアタイヤが収まるんですから、その広さもお判りいただけるかと・・・。
このボディ形状ですからトランク容量は広大!タテにスペアタイヤが収まるんですから、その広さもお判りいただけるかと・・・。
え~、給油口はリアナンバーの後ろの、こんなところにあります。
え~、給油口はリアナンバーの後ろの、こんなところにあります。
トランク内の左リア部分です。汚れはあるもののサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・リア周りは配線も引き直してあるようです。
トランク内の左リア部分です。汚れはあるもののサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・リア周りは配線も引き直してあるようです。
新品、中古、使用済等、諸々含めて、これだけの予備パーツが付属します。
新品、中古、使用済等、諸々含めて、これだけの予備パーツが付属します。
404は製造期間の長さから、様々なモデルが存在しますが、本車両はKF2と呼ばれるエンジンを搭載したインジェクションモデルです。諸元は次の通り。
直列4気筒OHV1600cc、最大出力:88ps/5700rpm、最大トルク:14.4kgm/2800rpm、フロントエンジン・リアドライブ、コラム4MT、車両重量1060kg、乗車定員6人。
404は製造期間の長さから、様々なモデルが存在しますが、本車両はKF2と呼ばれるエンジンを搭載したインジェクションモデルです。諸元は次の通り。
直列4気筒OHV1600cc、最大出力:88ps/5700rpm、最大トルク:14.4kgm/2800rpm、フロントエンジン・リアドライブ、コラム4MT、車両重量1060kg、乗車定員6人。
ブレーキマスターは前オーナー様により、1年ほど前に交換済!旧車はブレーキが肝心ですからね。
ブレーキマスターは前オーナー様により、1年ほど前に交換済!旧車はブレーキが肝心ですからね。
点火系はフルトラ化でより安定仕様に!旧車は点火が肝心ですからね・・・結局、全部肝心じゃん?!(笑)
点火系はフルトラ化でより安定仕様に!旧車は点火が肝心ですからね・・・結局、全部肝心じゃん?!(笑)
エアクリーナーBOX、ヘッドカバーはキレイに塗装済!目立つ部分ですからね、こういうところも大事!
エアクリーナーBOX、ヘッドカバーはキレイに塗装済!目立つ部分ですからね、こういうところも大事!
PEUGEOTの書体が・・・泣かせます!ちなみに404はフランスでの生産は1975年までで、それ以降は世界の各地で1988年まで生産が続きましたが、本車両はプレートにも記載の通りフランス製!
PEUGEOTの書体が・・・泣かせます!ちなみに404はフランスでの生産は1975年までで、それ以降は世界の各地で1988年まで生産が続きましたが、本車両はプレートにも記載の通りフランス製!
エンジン下面。長年のオイルのにじみ跡は見られます。現在は垂れるような酷いオイル漏れはありません。ブーツ類も大丈夫そうですね。
エンジン下面。長年のオイルのにじみ跡は見られます。現在は垂れるような酷いオイル漏れはありません。ブーツ類も大丈夫そうですね。
ボディ中央下面。もちろん経年汚れはありますが、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけると思います。マフラーもエキゾースト以降が交換されて、まだ新しい状態です。
ボディ中央下面。もちろん経年汚れはありますが、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけると思います。マフラーもエキゾースト以降が交換されて、まだ新しい状態です。
リア下面。かなりの経年汚れはありますが、下面全体にわたって、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・。
リア下面。かなりの経年汚れはありますが、下面全体にわたって、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・。
この後の504同様、その頑丈な造りのおかげで、クルマには過酷なアフリカ等の地で重宝され、結果288万台も生産された404・・・。
この後の504同様、その頑丈な造りのおかげで、クルマには過酷なアフリカ等の地で重宝され、結果288万台も生産された404・・・。
フランスで、そして世界各地でクルマと言えば、このプジョー404という時代が、そして地域があったはずなのです・・・。
フランスで、そして世界各地でクルマと言えば、このプジョー404という時代が、そして地域があったはずなのです・・・。
そんな時代を築いた404にも関わらず、日本での知名度は・・・ほぼ皆無。何を隠そう私も実車を見るのは、これが初めて。
そんな時代を築いた404にも関わらず、日本での知名度は・・・ほぼ皆無。何を隠そう私も実車を見るのは、これが初めて。
・・・だけど、実はその前に、私には404のイメージはあったのです。それは・・・1969年のフィルム・ノワール、映画「シシリアン(Le Clan des Siciliens)」の中で、アラン・ドロン演じる一匹狼の殺し屋サルテが駆る404・・・。
・・・だけど、実はその前に、私には404のイメージはあったのです。それは・・・1969年のフィルム・ノワール、映画「シシリアン(Le Clan des Siciliens)」の中で、アラン・ドロン演じる一匹狼の殺し屋サルテが駆る404・・・。
誰も信用できないマフィアの世界で、唯一、サルテに忠実な相棒と言える存在であった404・・・。
誰も信用できないマフィアの世界で、唯一、サルテに忠実な相棒と言える存在であった404・・・。
決してハデではない、いやむしろ映画という世界を考えれば地味な設定とも言える404・・・。
決してハデではない、いやむしろ映画という世界を考えれば地味な設定とも言える404・・・。
でも、サルテの孤独を無言で支えているその地味な姿を見ていると、かえって信頼を感じさせ、クライマックスのボスとの対峙シーンでは、ドライバーとクルマの関係を超えて・・・。
でも、サルテの孤独を無言で支えているその地味な姿を見ていると、かえって信頼を感じさせ、クライマックスのボスとの対峙シーンでは、ドライバーとクルマの関係を超えて・・・。
武骨で頼もしく、命すら預けられる、唯一の相棒の姿に見えたのです・・・。
武骨で頼もしく、命すら預けられる、唯一の相棒の姿に見えたのです・・・。
クルマ以上、人間未満の存在を求めるならこの404、かなり良い相棒になれると思いますが、いかが?
クルマ以上、人間未満の存在を求めるならこの404、かなり良い相棒になれると思いますが、いかが?
1966(昭和41)年式プジョー404セダン!ピニンファリーナによる流麗なボディとは裏腹に、その頑固なまでの造り込みで耐久性は折紙付き!名車504の礎を築いた404・・・つまりは現代プジョーの神髄とも言えるモデルかとっ!
1966(昭和41)年式プジョー404セダン!ピニンファリーナによる流麗なボディとは裏腹に、その頑固なまでの造り込みで耐久性は折紙付き!名車504の礎を築いた404・・・つまりは現代プジョーの神髄とも言えるモデルかとっ!
何と1960年から1988年までの28年間にわたり、288万台も製造され、まさに当時のプジョーを代表する存在なのです!言わば60~70年代は・・・404=ザ・プジョー!
何と1960年から1988年までの28年間にわたり、288万台も製造され、まさに当時のプジョーを代表する存在なのです!言わば60~70年代は・・・404=ザ・プジョー!
アメリカ車の影響を感じるリアのフィンタイプのフェンダーがビンテージ感たっぷりですが、同時に上品さも感じさせるのは、さすがピニンファリーナですね。
アメリカ車の影響を感じるリアのフィンタイプのフェンダーがビンテージ感たっぷりですが、同時に上品さも感じさせるのは、さすがピニンファリーナですね。
一見、大味なデザインにも見えるフロントマスクですが、いえいえ、水滴型のヘッドライトリムや、柔らかい印象を醸し出す半円形のウインカー等、細部に拘りが散りばめられているのです!
一見、大味なデザインにも見えるフロントマスクですが、いえいえ、水滴型のヘッドライトリムや、柔らかい印象を醸し出す半円形のウインカー等、細部に拘りが散りばめられているのです!
典型的な箱型車ですが、平面は皆無!トランクも柔らかな曲面で構成され、影響を受けたと思われるアメ車とは、やはり異なる欧州デザインなのです!
典型的な箱型車ですが、平面は皆無!トランクも柔らかな曲面で構成され、影響を受けたと思われるアメ車とは、やはり異なる欧州デザインなのです!
正面からだと良く分かりませんが、ボンネットの迫り出しが、ハンパないっす!ほとんどバンパーと同じぐらいまで前に出てます・・・でも、逆に大きなグリルが奥まって、バランスの取れた表情を生み出しているんですよねぇ。これを計算しているとしたら・・・恐るべしピニンファリーナ。
正面からだと良く分かりませんが、ボンネットの迫り出しが、ハンパないっす!ほとんどバンパーと同じぐらいまで前に出てます・・・でも、逆に大きなグリルが奥まって、バランスの取れた表情を生み出しているんですよねぇ。これを計算しているとしたら・・・恐るべしピニンファリーナ。
本車両はサンルーフ付きですが、丁度ピッタリのシルバーのマグネットシートで雨漏り対策!これ簡単ですが、確実!・・・ってことは?そうです、少し雨漏りするそうですので・・・。
本車両はサンルーフ付きですが、丁度ピッタリのシルバーのマグネットシートで雨漏り対策!これ簡単ですが、確実!・・・ってことは?そうです、少し雨漏りするそうですので・・・。
良く見ると、塗装に細かなクラックとか、経年劣化はありますが、クリア剥げや明らかな色褪せは感じません!でも、こういうクルマって、ビッカビカよりは、むしろ長い時を経てきた感のある、こういう雰囲気の方が似合うし、いいのではないかと!
良く見ると、塗装に細かなクラックとか、経年劣化はありますが、クリア剥げや明らかな色褪せは感じません!でも、こういうクルマって、ビッカビカよりは、むしろ長い時を経てきた感のある、こういう雰囲気の方が似合うし、いいのではないかと!
それでは、外観同様、質実剛健、これぞスタンダード!と言わんばかりの室内へ!
それでは、外観同様、質実剛健、これぞスタンダード!と言わんばかりの室内へ!
特にコレがプジョー!というところは無いオーソドックスな造りのインテリアですが、むしろ、その奇をてらわない堅実な造り込みがプジョーらしいところ!
特にコレがプジョー!というところは無いオーソドックスな造りのインテリアですが、むしろ、その奇をてらわない堅実な造り込みがプジョーらしいところ!
シートはオリジナル同様のブルーのビニールレザーで張替られており、清潔な印象です。もちろん破れはありません。
シートはオリジナル同様のブルーのビニールレザーで張替られており、清潔な印象です。もちろん破れはありません。
このタップリとした広さと、まるでベッドのような厚い座面が、座った瞬間に・・・「うわぁ~、フランス車のシートだぁ~!」
このタップリとした広さと、まるでベッドのような厚い座面が、座った瞬間に・・・「うわぁ~、フランス車のシートだぁ~!」
ベッドのような・・・と言いましたが、もとい・・・「ベッドです!」(笑)
ベッドのような・・・と言いましたが、もとい・・・「ベッドです!」(笑)
シンプルで、いかにも操作しやすそうなインパネですね。メッキパーツを多用し、60年代のジュークBOXを思わせる雰囲気が、むしろとても新鮮な印象です!
シンプルで、いかにも操作しやすそうなインパネですね。メッキパーツを多用し、60年代のジュークBOXを思わせる雰囲気が、むしろとても新鮮な印象です!
白いハンドルに、メッキのホーンリング・・・眺めたくなる風景ですが・・・運転中のよそ見は厳禁ですよぉ~!
白いハンドルに、メッキのホーンリング・・・眺めたくなる風景ですが・・・運転中のよそ見は厳禁ですよぉ~!
アンティークラジオのような雰囲気のメーターパネル!いいですねぇ~!走行距離はご覧の通り5桁メーターですので不明とさせていただきました。
アンティークラジオのような雰囲気のメーターパネル!いいですねぇ~!走行距離はご覧の通り5桁メーターですので不明とさせていただきました。
ハンドルはかなり重めですが、こんな大径で細いカッコいいハンドルなら、重さも楽しめる気がします。
ハンドルはかなり重めですが、こんな大径で細いカッコいいハンドルなら、重さも楽しめる気がします。
これぞ質実剛健!何の飾りも無い、機能に徹した黒一色の内張り・・・床の赤いカーペットとのコントラストを考えているんでしょうね。
これぞ質実剛健!何の飾りも無い、機能に徹した黒一色の内張り・・・床の赤いカーペットとのコントラストを考えているんでしょうね。
古いクルマで気になるサビですが、一番サビが出やすいドア下が、ご覧の状態ですので、ご安心いただけるのではないかと・・・。
古いクルマで気になるサビですが、一番サビが出やすいドア下が、ご覧の状態ですので、ご安心いただけるのではないかと・・・。
リアドアも質実剛健!当時の高級車の証の灰皿も装備!
リアドアも質実剛健!当時の高級車の証の灰皿も装備!
サンルーフ付きではありますが、前オーナー様はほとんど開けなかったそうで・・・60年代フランス車のサンルーフ・・・確かに開けない方が・・・(苦笑)
サンルーフ付きではありますが、前オーナー様はほとんど開けなかったそうで・・・60年代フランス車のサンルーフ・・・確かに開けない方が・・・(苦笑)
オールドマーシャルにイエローバルブ・・・夜間の点灯時はもちろん、昼間でも奥に見える黄色い瞳がフランス車らしさタップリなのです!
オールドマーシャルにイエローバルブ・・・夜間の点灯時はもちろん、昼間でも奥に見える黄色い瞳がフランス車らしさタップリなのです!
404の最大の特徴とも言える、フィンタイプのリアフェンダー!レンズも若干の色褪せはあるものの割れはありません。
404の最大の特徴とも言える、フィンタイプのリアフェンダー!レンズも若干の色褪せはあるものの割れはありません。
中央のネジ1本で留めるタイプのホイールキャップ!もちろん小キズはありますが、気になる程の酷いキズはありません。
中央のネジ1本で留めるタイプのホイールキャップ!もちろん小キズはありますが、気になる程の酷いキズはありません。
タイヤはクラシックミシュランXZXの165SR15。残溝も7分山というところでしょうか。当分交換の必要は無さそうです。
タイヤはクラシックミシュランXZXの165SR15。残溝も7分山というところでしょうか。当分交換の必要は無さそうです。
このボディ形状ですからトランク容量は広大!タテにスペアタイヤが収まるんですから、その広さもお判りいただけるかと・・・。
このボディ形状ですからトランク容量は広大!タテにスペアタイヤが収まるんですから、その広さもお判りいただけるかと・・・。
え~、給油口はリアナンバーの後ろの、こんなところにあります。
え~、給油口はリアナンバーの後ろの、こんなところにあります。
トランク内の左リア部分です。汚れはあるもののサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・リア周りは配線も引き直してあるようです。
トランク内の左リア部分です。汚れはあるもののサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・リア周りは配線も引き直してあるようです。
新品、中古、使用済等、諸々含めて、これだけの予備パーツが付属します。
新品、中古、使用済等、諸々含めて、これだけの予備パーツが付属します。
404は製造期間の長さから、様々なモデルが存在しますが、本車両はKF2と呼ばれるエンジンを搭載したインジェクションモデルです。諸元は次の通り。
直列4気筒OHV1600cc、最大出力:88ps/5700rpm、最大トルク:14.4kgm/2800rpm、フロントエンジン・リアドライブ、コラム4MT、車両重量1060kg、乗車定員6人。
404は製造期間の長さから、様々なモデルが存在しますが、本車両はKF2と呼ばれるエンジンを搭載したインジェクションモデルです。諸元は次の通り。
直列4気筒OHV1600cc、最大出力:88ps/5700rpm、最大トルク:14.4kgm/2800rpm、フロントエンジン・リアドライブ、コラム4MT、車両重量1060kg、乗車定員6人。
ブレーキマスターは前オーナー様により、1年ほど前に交換済!旧車はブレーキが肝心ですからね。
ブレーキマスターは前オーナー様により、1年ほど前に交換済!旧車はブレーキが肝心ですからね。
点火系はフルトラ化でより安定仕様に!旧車は点火が肝心ですからね・・・結局、全部肝心じゃん?!(笑)
点火系はフルトラ化でより安定仕様に!旧車は点火が肝心ですからね・・・結局、全部肝心じゃん?!(笑)
エアクリーナーBOX、ヘッドカバーはキレイに塗装済!目立つ部分ですからね、こういうところも大事!
エアクリーナーBOX、ヘッドカバーはキレイに塗装済!目立つ部分ですからね、こういうところも大事!
PEUGEOTの書体が・・・泣かせます!ちなみに404はフランスでの生産は1975年までで、それ以降は世界の各地で1988年まで生産が続きましたが、本車両はプレートにも記載の通りフランス製!
PEUGEOTの書体が・・・泣かせます!ちなみに404はフランスでの生産は1975年までで、それ以降は世界の各地で1988年まで生産が続きましたが、本車両はプレートにも記載の通りフランス製!
エンジン下面。長年のオイルのにじみ跡は見られます。現在は垂れるような酷いオイル漏れはありません。ブーツ類も大丈夫そうですね。
エンジン下面。長年のオイルのにじみ跡は見られます。現在は垂れるような酷いオイル漏れはありません。ブーツ類も大丈夫そうですね。
ボディ中央下面。もちろん経年汚れはありますが、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけると思います。マフラーもエキゾースト以降が交換されて、まだ新しい状態です。
ボディ中央下面。もちろん経年汚れはありますが、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけると思います。マフラーもエキゾースト以降が交換されて、まだ新しい状態です。
リア下面。かなりの経年汚れはありますが、下面全体にわたって、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・。
リア下面。かなりの経年汚れはありますが、下面全体にわたって、酷いサビ、腐食は無いのがお分かりいただけるかと・・・。
この後の504同様、その頑丈な造りのおかげで、クルマには過酷なアフリカ等の地で重宝され、結果288万台も生産された404・・・。
この後の504同様、その頑丈な造りのおかげで、クルマには過酷なアフリカ等の地で重宝され、結果288万台も生産された404・・・。
フランスで、そして世界各地でクルマと言えば、このプジョー404という時代が、そして地域があったはずなのです・・・。
フランスで、そして世界各地でクルマと言えば、このプジョー404という時代が、そして地域があったはずなのです・・・。
そんな時代を築いた404にも関わらず、日本での知名度は・・・ほぼ皆無。何を隠そう私も実車を見るのは、これが初めて。
そんな時代を築いた404にも関わらず、日本での知名度は・・・ほぼ皆無。何を隠そう私も実車を見るのは、これが初めて。
・・・だけど、実はその前に、私には404のイメージはあったのです。それは・・・1969年のフィルム・ノワール、映画「シシリアン(Le Clan des Siciliens)」の中で、アラン・ドロン演じる一匹狼の殺し屋サルテが駆る404・・・。
・・・だけど、実はその前に、私には404のイメージはあったのです。それは・・・1969年のフィルム・ノワール、映画「シシリアン(Le Clan des Siciliens)」の中で、アラン・ドロン演じる一匹狼の殺し屋サルテが駆る404・・・。
誰も信用できないマフィアの世界で、唯一、サルテに忠実な相棒と言える存在であった404・・・。
誰も信用できないマフィアの世界で、唯一、サルテに忠実な相棒と言える存在であった404・・・。
決してハデではない、いやむしろ映画という世界を考えれば地味な設定とも言える404・・・。
決してハデではない、いやむしろ映画という世界を考えれば地味な設定とも言える404・・・。
でも、サルテの孤独を無言で支えているその地味な姿を見ていると、かえって信頼を感じさせ、クライマックスのボスとの対峙シーンでは、ドライバーとクルマの関係を超えて・・・。
でも、サルテの孤独を無言で支えているその地味な姿を見ていると、かえって信頼を感じさせ、クライマックスのボスとの対峙シーンでは、ドライバーとクルマの関係を超えて・・・。
武骨で頼もしく、命すら預けられる、唯一の相棒の姿に見えたのです・・・。
武骨で頼もしく、命すら預けられる、唯一の相棒の姿に見えたのです・・・。
クルマ以上、人間未満の存在を求めるならこの404、かなり良い相棒になれると思いますが、いかが?
クルマ以上、人間未満の存在を求めるならこの404、かなり良い相棒になれると思いますが、いかが?
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