初度登録1987(昭和62)年7月、走行3.3万kmの正規ディーラー車!もちろんそれなりに経年劣化はありますが、走行によるダメージが少ないので、乗るとハッキリ判るほどのボディのシッカリ感!
年式 |
1987(昭和62)年7月 |
色 |
ライトグレー/グレー |
排気量 |
600cc |
走行 |
32,699km |
シフト |
4MT |
車検 |
無し |
年式 |
1987(昭和62)年7月 |
排気量 |
600cc |
シフト |
4MT |
色 |
ライトグレー/グレー |
走行 |
32,699km |
車検 |
無し |
主な装備
- ABS
- ETC付
- アルミホイール
- エアコン
- エアバッグ
- オーディオ
- サンルーフ
- ディーラー車
- ナビ付
- パワーウインドウ
- パワーステアリング
- フル装備
- 価格応談
- 左ハンドル
- 記録簿
- 革シート
2CVの説明でこういう表現もどうかと思いますが、『剛性感のあるボディで乗り心地もしっとり。』なのです!
元々こういう造りですから、走行が嵩めばボディも緩くなって当然なので、2CVにガタピシ感はつきものですが、ごく稀にこんな個体もあるのです。
いくつか細かな部品ではありますが、欠品がありましたので新品を調達済みです。欠品と言っても、例えば窓ガラスをチョイ開け状態で固定するステーとか、幌中央左側の引っかけ金具とか・・・。
走行には支障のない部品ですが、そんなものまで容易に入手出来るのが2CVのスゴイところ!むしろ部品があり過ぎて、いろいろ手を入れたくなっちゃうっつ~の!(苦笑)
2CVにはグレードや仕様がかなり多くありますが、この個体は、人気のライトグレー/グレーの2トーンカラーのチャ―ルストン!2CVらしいオーソドックスでシンプルなイメージのモデルですね。
走行は少ないですが、それでも現時点で既に37年近く経過した個体ですので、さすがに経年でのクリア塗装の劣化はやはり感じますが、劣化を嘆くのではなく、適度なヤレがむしろ良い風合い!とお考えいただく方が正しいかと。
おそらく幌も未交換のオリジナルのままだと思われます。現在、酷い破れは無いのですが、一部補修跡があります。
それがコレ。ちょうどボディ側に引っかける金具がリベットでついているところなので、そのリベット部分から亀裂が入って切れてしまった状態ですね。金具とリベットは入手済みですので、取付けておきます。
このライト筐体も新品入手可能なので、交換は容易なのですが、世の中、『ビッカビカ派』と、『風合い派』がいらっしゃる事を考えると、ご判断はおまかせした方がよろしいかと・・・。
フロントバンパーは交換されているのか、再塗装されているのか、サビも無くとても良い状態です。
リアバンパーは弊社入庫時、少しサビが目立つ状態でしたので、フロントとのバランスを考えて塗装しました。なので、この状態!
チャールストンと言えば、このステアリング、このメーター、このシート生地ですね。
グレーのチャールストンにはピッタリの色味のインテリア!シートのモケット生地も酷い破れやスレ、目立つ汚れも無く、ご覧の通りの清潔な状態!
このシート生地は過去に交換されているのでしょうか?菱形のステッチが切れてる事が多いのですが、それも無いので・・・。
後席と見比べると同じような雰囲気なので、前席シート生地もオリジナルのようですね。
高級グレードのチャールストンなので、見やすい大型のメーターに、特徴的な1本スポークのステアリングが印象的!
ちなみにスポークがこの位置でタイヤは直進状態です。理由は諸説いろいろあるようですが、万が一の衝突時に腹部にダメージを与えないように、それに体が社外に飛び出さないようにという事のようです。
実走行32,699km!新車でご購入された知人から、現在のオーナー様が直接譲り受けたそうで、2オーナー車で実走行です。記録簿からも確認が出来ました。
メーターパネル右側にすべての操作スイッチが集約されています。すべてと言ってもこれだけですが・・・。
当時物のカセットデッキ&ラジオではありますが、残念ながら純正では無いようです。確か純正は同じくソニー製でCITROENのロゴが入っていたはずなので。
このスピーカーは純正だったはず。決して高音質ではないのですが、これでしか出せない雰囲気があるのです!
グレーチャールストンは内装もブラック&グレーとシンプル。ちなみに前述したとおり、窓をチョイ開けしたときに固定するステーは取付ますのでご安心を。
リアドア内側も至ってシンプル。何にも付いてないように見えますが、ドアハンドル、オープナーももちろんあります。
おそらく未交換の幌だと思うのですが、内側はこの通り清潔な印象です。
ちなみに、幌の開け方ですが、まずは両サイドにあるこのロックを・・・。
パチンッと外して、幌をフレーム毎持ち上げて・・・。
フレームの両端に刺さった幌を抜いて、そのままコロコロッと丸めていって・・・。
ルーフの内側にあるこのバンドで留めてあげれば完成!
前席から後席まで全面が開くので、ご覧の通りの開放感!気持ちいい~!
ヘッドライトはガラス製なので、樹脂レンズのように白く曇る事はありませんね。
リアレンズも割れ、欠けはなく問題無し。でも万が一割れてしまっても、2CVの部品は何でも容易に入手可能なので安心!
チャールストンなので、ご覧の立派な?!ホイールキャップが付きます。
タイヤは純正のミシュランX 125R15。ナンカン製でも合うものがあるのですが、やはりクラシックミシュランですよね。
タイヤ残はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか。減りにくいタイヤでもありますし、当分は交換の必要は無いですね。
バタンコキットの無い、ノーマルのトランクリッドなので、ガラス下がヒンジのタイプです。
トランク床ボードは前オーナー様の製作でしょうか、スペアタイヤで凸凹状態のトランク床面が、ご覧の通り真っ平で使いやすく!
もちろんスペアタイヤと西武自動車製の工具袋と木製車輪止めも付属します。
こんな木片なので欠品することが多いのですが、経験上、これが残っている個体は、大切に扱われてきた個体が多いと思います。
また、ご覧の冬期のオーバークール防止用の樹脂製グリルカバーも付属します。
付属のオーナーズマニュアル記載の緒元は以下の通り。空冷水平対向2気筒602cc、最大出力(DIN)29HP/5750rpm、最大トルク(DIN)4.0kg・m/3500rpm。たったの29HPですが、何と車両重量590kgなので、想像以上にキビキビ走るのです!
現在、イグニッションコイルが改善?!されているようで新しいものが取付られていますが、見た目や今後のメンテナンスを考えて、オリジナルのコイルに交換予定です。
ボンネットフード内側の綿綿のシュラウドもちゃんと残ってますね。ガタツキ音防止の効果が高いので意外と大事なのです。
それまでシトロエンに欠けていた小型車分野、とりわけ農民の交通手段を狙い「こうもり傘に4つの車輪を付ける」という簡潔なテーマのもと開発がスタート・・・。
開発にあたり、当時の社長であるブーランジェが示した条件は・・・①50 kgのジャガイモを載せて走れること ②60 km/hで走行できること ③ガソリン3 Lで100 km以上走れること そして更に・・・
④カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つも割ることなく走れるほど乗り心地がよいこと ⑤車両重量300 kg以下 ⑥自動車に詳しくない初心者の主婦でも容易に運転ができること・・・。
これを突き付けられた当時の技術者達の苦悩は如何ばかりのものだったのか容易に想像がつきますが、それを努力で乗り越え形にしていったのです。
その後の第二次世界大戦の混乱も乗り越え、1948年に発表された2CVは、当初の酷評とは裏腹に、安価で維持費も安く、扱いやすくて信頼性があり、何より高い実用性のおかげで瞬く間にフランス全土に広がっていったのです。
その後の2CVの評価はご存じの通り。もはやそのスタイルやファッション性で、今やフランスを代表するアイコンに・・・。
そこまでの評価を受けるには、どんな時でも人々の生活に深く寄り添い、伴に人生を歩む存在であった、という事なんだろうと思うのです。
『生きる』をクルマに変換したら、それはきっとシトロエン2CVに違いないと思うのです。いかがですか?シトロエン2CV チャールストン!
2CVの説明でこういう表現もどうかと思いますが、『剛性感のあるボディで乗り心地もしっとり。』なのです!
元々こういう造りですから、走行が嵩めばボディも緩くなって当然なので、2CVにガタピシ感はつきものですが、ごく稀にこんな個体もあるのです。
いくつか細かな部品ではありますが、欠品がありましたので新品を調達済みです。欠品と言っても、例えば窓ガラスをチョイ開け状態で固定するステーとか、幌中央左側の引っかけ金具とか・・・。
走行には支障のない部品ですが、そんなものまで容易に入手出来るのが2CVのスゴイところ!むしろ部品があり過ぎて、いろいろ手を入れたくなっちゃうっつ~の!(苦笑)
2CVにはグレードや仕様がかなり多くありますが、この個体は、人気のライトグレー/グレーの2トーンカラーのチャ―ルストン!2CVらしいオーソドックスでシンプルなイメージのモデルですね。
走行は少ないですが、それでも現時点で既に37年近く経過した個体ですので、さすがに経年でのクリア塗装の劣化はやはり感じますが、劣化を嘆くのではなく、適度なヤレがむしろ良い風合い!とお考えいただく方が正しいかと。
おそらく幌も未交換のオリジナルのままだと思われます。現在、酷い破れは無いのですが、一部補修跡があります。
それがコレ。ちょうどボディ側に引っかける金具がリベットでついているところなので、そのリベット部分から亀裂が入って切れてしまった状態ですね。金具とリベットは入手済みですので、取付けておきます。
このライト筐体も新品入手可能なので、交換は容易なのですが、世の中、『ビッカビカ派』と、『風合い派』がいらっしゃる事を考えると、ご判断はおまかせした方がよろしいかと・・・。
フロントバンパーは交換されているのか、再塗装されているのか、サビも無くとても良い状態です。
リアバンパーは弊社入庫時、少しサビが目立つ状態でしたので、フロントとのバランスを考えて塗装しました。なので、この状態!
チャールストンと言えば、このステアリング、このメーター、このシート生地ですね。
グレーのチャールストンにはピッタリの色味のインテリア!シートのモケット生地も酷い破れやスレ、目立つ汚れも無く、ご覧の通りの清潔な状態!
このシート生地は過去に交換されているのでしょうか?菱形のステッチが切れてる事が多いのですが、それも無いので・・・。
後席と見比べると同じような雰囲気なので、前席シート生地もオリジナルのようですね。
高級グレードのチャールストンなので、見やすい大型のメーターに、特徴的な1本スポークのステアリングが印象的!
ちなみにスポークがこの位置でタイヤは直進状態です。理由は諸説いろいろあるようですが、万が一の衝突時に腹部にダメージを与えないように、それに体が社外に飛び出さないようにという事のようです。
実走行32,699km!新車でご購入された知人から、現在のオーナー様が直接譲り受けたそうで、2オーナー車で実走行です。記録簿からも確認が出来ました。
メーターパネル右側にすべての操作スイッチが集約されています。すべてと言ってもこれだけですが・・・。
当時物のカセットデッキ&ラジオではありますが、残念ながら純正では無いようです。確か純正は同じくソニー製でCITROENのロゴが入っていたはずなので。
このスピーカーは純正だったはず。決して高音質ではないのですが、これでしか出せない雰囲気があるのです!
グレーチャールストンは内装もブラック&グレーとシンプル。ちなみに前述したとおり、窓をチョイ開けしたときに固定するステーは取付ますのでご安心を。
リアドア内側も至ってシンプル。何にも付いてないように見えますが、ドアハンドル、オープナーももちろんあります。
おそらく未交換の幌だと思うのですが、内側はこの通り清潔な印象です。
ちなみに、幌の開け方ですが、まずは両サイドにあるこのロックを・・・。
パチンッと外して、幌をフレーム毎持ち上げて・・・。
フレームの両端に刺さった幌を抜いて、そのままコロコロッと丸めていって・・・。
ルーフの内側にあるこのバンドで留めてあげれば完成!
前席から後席まで全面が開くので、ご覧の通りの開放感!気持ちいい~!
ヘッドライトはガラス製なので、樹脂レンズのように白く曇る事はありませんね。
リアレンズも割れ、欠けはなく問題無し。でも万が一割れてしまっても、2CVの部品は何でも容易に入手可能なので安心!
チャールストンなので、ご覧の立派な?!ホイールキャップが付きます。
タイヤは純正のミシュランX 125R15。ナンカン製でも合うものがあるのですが、やはりクラシックミシュランですよね。
タイヤ残はご覧の通りタップリ!8分山というところでしょうか。減りにくいタイヤでもありますし、当分は交換の必要は無いですね。
バタンコキットの無い、ノーマルのトランクリッドなので、ガラス下がヒンジのタイプです。
トランク床ボードは前オーナー様の製作でしょうか、スペアタイヤで凸凹状態のトランク床面が、ご覧の通り真っ平で使いやすく!
もちろんスペアタイヤと西武自動車製の工具袋と木製車輪止めも付属します。
こんな木片なので欠品することが多いのですが、経験上、これが残っている個体は、大切に扱われてきた個体が多いと思います。
また、ご覧の冬期のオーバークール防止用の樹脂製グリルカバーも付属します。
付属のオーナーズマニュアル記載の緒元は以下の通り。空冷水平対向2気筒602cc、最大出力(DIN)29HP/5750rpm、最大トルク(DIN)4.0kg・m/3500rpm。たったの29HPですが、何と車両重量590kgなので、想像以上にキビキビ走るのです!
現在、イグニッションコイルが改善?!されているようで新しいものが取付られていますが、見た目や今後のメンテナンスを考えて、オリジナルのコイルに交換予定です。
ボンネットフード内側の綿綿のシュラウドもちゃんと残ってますね。ガタツキ音防止の効果が高いので意外と大事なのです。
それまでシトロエンに欠けていた小型車分野、とりわけ農民の交通手段を狙い「こうもり傘に4つの車輪を付ける」という簡潔なテーマのもと開発がスタート・・・。
開発にあたり、当時の社長であるブーランジェが示した条件は・・・①50 kgのジャガイモを載せて走れること ②60 km/hで走行できること ③ガソリン3 Lで100 km以上走れること そして更に・・・
④カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つも割ることなく走れるほど乗り心地がよいこと ⑤車両重量300 kg以下 ⑥自動車に詳しくない初心者の主婦でも容易に運転ができること・・・。
これを突き付けられた当時の技術者達の苦悩は如何ばかりのものだったのか容易に想像がつきますが、それを努力で乗り越え形にしていったのです。
その後の第二次世界大戦の混乱も乗り越え、1948年に発表された2CVは、当初の酷評とは裏腹に、安価で維持費も安く、扱いやすくて信頼性があり、何より高い実用性のおかげで瞬く間にフランス全土に広がっていったのです。
その後の2CVの評価はご存じの通り。もはやそのスタイルやファッション性で、今やフランスを代表するアイコンに・・・。
そこまでの評価を受けるには、どんな時でも人々の生活に深く寄り添い、伴に人生を歩む存在であった、という事なんだろうと思うのです。
『生きる』をクルマに変換したら、それはきっとシトロエン2CVに違いないと思うのです。いかがですか?シトロエン2CV チャールストン!