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メルセデスベンツ 280SL automatic
Thanks Sold Out!

「安らぎ」は求めるものではなく、受け入れること。・・・メルセデスベンツ280SL、いかがですか?

1968年式メルセデスベンツ280SL automatic!歴代メルセデスの中でも際立つ存在のSL。時代を超えて語り継がれる、この美しさはもはや伝説かと・・・。

年式 1968年(国内初度登録平成3年3月) ホワイト
排気量 2800cc 走行 旧車のため不明
シフト AT 車検 なし
年式 1968年(国内初度登録平成3年3月)
排気量 2800cc
シフト AT
ホワイト
走行 旧車のため不明
車検 なし

主な装備

  • ABS
  • ETC付
  • アルミホイール
  • エアコン
  • エアバッグ
  • オーディオ
  • サンルーフ
  • ディーラー車
  • ナビ付
  • パワーウインドウ
  • パワーステアリング
  • フル装備
  • 価格応談
  • 左ハンドル
  • 記録簿
  • 革シート
1968年式メルセデスベンツ280SL automatic!歴代メルセデスの中でも際立つ存在のSL。時代を超えて語り継がれる、この美しさはもはや伝説かと・・・。
1968年式メルセデスベンツ280SL automatic!歴代メルセデスの中でも際立つ存在のSL。時代を超えて語り継がれる、この美しさはもはや伝説かと・・・。
1968年モデルという事は既に半世紀を経過しているのですが、その輝きは失せるどころか、熟成されたワインのように、更に増しているのではないかと・・・。
1968年モデルという事は既に半世紀を経過しているのですが、その輝きは失せるどころか、熟成されたワインのように、更に増しているのではないかと・・・。
「走る貴婦人」とも呼ばれるその美しいフォルムは、画家、彫刻家でもあるフランス人のポールブラックによるもの。後にフランス高速鉄道TGVの内外装デザインを担当する稀代のセンスが、如何なく発揮された初期の代表作!
「走る貴婦人」とも呼ばれるその美しいフォルムは、画家、彫刻家でもあるフランス人のポールブラックによるもの。後にフランス高速鉄道TGVの内外装デザインを担当する稀代のセンスが、如何なく発揮された初期の代表作!
特に個人的に驚きを覚えたのが、見る者の気持ちに訴えてくるこのフロントマスク。それまで主流の丸目から、代名詞にもなっているこの「縦目」をどうやって発想したのか・・・天才の成せる技なのでしょうね。
特に個人的に驚きを覚えたのが、見る者の気持ちに訴えてくるこのフロントマスク。それまで主流の丸目から、代名詞にもなっているこの「縦目」をどうやって発想したのか・・・天才の成せる技なのでしょうね。
実際のボディサイズ以上にワイド&ローに感じさせるこのフォルム!美しさはもちろん、車格、荷室の広さ、視界の良さ等すべてを満足させる秀逸のデザイン!
実際のボディサイズ以上にワイド&ローに感じさせるこのフォルム!美しさはもちろん、車格、荷室の広さ、視界の良さ等すべてを満足させる秀逸のデザイン!
元色はライトブルーのようですが、白に全塗装されており、塗装状態はツヤのある良い状態です。塗装の質もかなり上質で、深みのある白がエレガントさを一層引き立てていると思います。
元色はライトブルーのようですが、白に全塗装されており、塗装状態はツヤのある良い状態です。塗装の質もかなり上質で、深みのある白がエレガントさを一層引き立てていると思います。
もはや280SLの代名詞にもなっている「パゴダルーフ」と呼ばれる脱着式のハードトップ。装着時はボディ剛性にも貢献するほどシッカリとしたもの。もちろん塗装も美しい状態です。
もはや280SLの代名詞にもなっている「パゴダルーフ」と呼ばれる脱着式のハードトップ。装着時はボディ剛性にも貢献するほどシッカリとしたもの。もちろん塗装も美しい状態です。
リア周りも気になるようなキズや劣化を感じる箇所はありません。ただただ・・・美しいの一言!
リア周りも気になるようなキズや劣化を感じる箇所はありません。ただただ・・・美しいの一言!
リアウインドウは本来、素ガラスですが、室内側からの視界は確保出来るシェードを取り付けてあります。これだけ広い面積なので日差対策は必要ですからね。後方からの視線を遮ってくれる効果も!
リアウインドウは本来、素ガラスですが、室内側からの視界は確保出来るシェードを取り付けてあります。これだけ広い面積なので日差対策は必要ですからね。後方からの視線を遮ってくれる効果も!
この時代のクルマの特徴でもあるメッキ部の輝き!グリル、バンパーともに、ご覧の通りの美しい輝きです!
この時代のクルマの特徴でもあるメッキ部の輝き!グリル、バンパーともに、ご覧の通りの美しい輝きです!
もちろんリアバンパー、リアレンズ周りのトリムも眩しいほどの輝き!
もちろんリアバンパー、リアレンズ周りのトリムも眩しいほどの輝き!
全体的にはかなり程度の良い美車ですが、それでも良く見ればやはり気になる点はあるわけで・・・私が見て気になるのは2点。まずはボンネットにあるこの塗装割れでしょうか。1cmほどの割れでタッチアップ補修跡があります。
全体的にはかなり程度の良い美車ですが、それでも良く見ればやはり気になる点はあるわけで・・・私が見て気になるのは2点。まずはボンネットにあるこの塗装割れでしょうか。1cmほどの割れでタッチアップ補修跡があります。
もう1点は左ヘッドライトトリムに、ご覧の程度ではありますが劣化が・・・これはガンバって磨けばもう少しキレイになりそうです。
もう1点は左ヘッドライトトリムに、ご覧の程度ではありますが劣化が・・・これはガンバって磨けばもう少しキレイになりそうです。
さぁ、それでは珠玉の空間へ・・・。
さぁ、それでは珠玉の空間へ・・・。
・・・と、その前に、SLが自らを誇るかの様なこんなプレートがお出迎え・・・。
・・・と、その前に、SLが自らを誇るかの様なこんなプレートがお出迎え・・・。
ブルーを基調にしたインテリアは、ボディ、ハンドル、メーターパネルの白と相まって、若々しく清潔で、とても上品な印象です。
ブルーを基調にしたインテリアは、ボディ、ハンドル、メーターパネルの白と相まって、若々しく清潔で、とても上品な印象です。
シートの座り心地は、この厚みをご覧いただければ一目瞭然ですね!タップリとしたソファーのように、柔らかく体を包み込んでくれます。
シートの座り心地は、この厚みをご覧いただければ一目瞭然ですね!タップリとしたソファーのように、柔らかく体を包み込んでくれます。
状態もかなり良いです。破れはもちろん、スレらしいスレも見受けられません。シートを1周するパイピングにも損傷はありません。
状態もかなり良いです。破れはもちろん、スレらしいスレも見受けられません。シートを1周するパイピングにも損傷はありません。
とてもクルマのシートとは思えないほどの厚く、柔らかな造りです。スポーツシートのように体を固定するのではなく、沈み込んで包まれることで、自然に体が安定する感じです。
とてもクルマのシートとは思えないほどの厚く、柔らかな造りです。スポーツシートのように体を固定するのではなく、沈み込んで包まれることで、自然に体が安定する感じです。
2人乗りですので、シート後部はラゲッジスペースになります。兎角2シーターは手荷物の置場にすら困る事が多いですが、これだけのスペースがあれば、その心配は要りませんね。
2人乗りですので、シート後部はラゲッジスペースになります。兎角2シーターは手荷物の置場にすら困る事が多いですが、これだけのスペースがあれば、その心配は要りませんね。
メーターパネルも華やかで豪華な印象ですが、良く見れば革や木材の使用は最小限。メルセデス独特の機械的な美しさがそう感じさせるのでしょうね。
メーターパネルも華やかで豪華な印象ですが、良く見れば革や木材の使用は最小限。メルセデス独特の機械的な美しさがそう感じさせるのでしょうね。
今やほとんど見かける事の無いホーンリングがステキですねぇ。それだけでも雰囲気のある白い細身のハンドルを、装飾品のように更に引き立ててくれます。
今やほとんど見かける事の無いホーンリングがステキですねぇ。それだけでも雰囲気のある白い細身のハンドルを、装飾品のように更に引き立ててくれます。
このキラキラと眩いばかりに輝く美しいメーター類・・・思わず見とれてしまいます。運転中はくれぐれもお気を付けくださいませ(苦笑)
このキラキラと眩いばかりに輝く美しいメーター類・・・思わず見とれてしまいます。運転中はくれぐれもお気を付けくださいませ(苦笑)
現在、走行距離計はご覧の数値ですが、距離が確認出来る過去50年間のすべての履歴が残っているわけではありませんので、「旧車につき走行不明」とさせていただきました。
現在、走行距離計はご覧の数値ですが、距離が確認出来る過去50年間のすべての履歴が残っているわけではありませんので、「旧車につき走行不明」とさせていただきました。
オーディオは当時のドイツ車では定番の「BECKAR」を装備!モデルは「BECKER Monza CASSETTE」。ラジオはちゃんと鳴りました!カセットはテープが無いので・・・。
オーディオは当時のドイツ車では定番の「BECKAR」を装備!モデルは「BECKER Monza CASSETTE」。ラジオはちゃんと鳴りました!カセットはテープが無いので・・・。
これもSLでは定番の「Kuhlmeister」製のクーラーユニットを装備!現代車のように室内全部がキンキンに、とはいきませんがちゃんと冷えます。
これもSLでは定番の「Kuhlmeister」製のクーラーユニットを装備!現代車のように室内全部がキンキンに、とはいきませんがちゃんと冷えます。
容量タップリのグローブボックスは、2シーターオープンでは重宝します。ETCももちろん装備です。
容量タップリのグローブボックスは、2シーターオープンでは重宝します。ETCももちろん装備です。
Pレンジが一番手前にある特徴的なATレバー。ハンドルとお揃いの白ノブがおしゃれ!
Pレンジが一番手前にある特徴的なATレバー。ハンドルとお揃いの白ノブがおしゃれ!
センターの小物入れは過去のオーナー様によりモノグラム生地が貼られています。趣味が分かれるところではありますが、このためにバッグをひとつ犠牲にした?!と思うと、もったいなくて剥せません(苦笑)ペンチの片割れみたいな器具は幌装着時に使用する専用器具です。
センターの小物入れは過去のオーナー様によりモノグラム生地が貼られています。趣味が分かれるところではありますが、このためにバッグをひとつ犠牲にした?!と思うと、もったいなくて剥せません(苦笑)ペンチの片割れみたいな器具は幌装着時に使用する専用器具です。
ブルーのインテリアに木目は少し違和感を感じますが、インテリアカラーが何色かに関わらずこの無着色の木製パーツが標準です。
ブルーのインテリアに木目は少し違和感を感じますが、インテリアカラーが何色かに関わらずこの無着色の木製パーツが標準です。
外から見るとこんな感じです。やはり少し違和感を感じますが、純正パーツなのでこれがオリジナルです。
外から見るとこんな感じです。やはり少し違和感を感じますが、純正パーツなのでこれがオリジナルです。
もうひとつ木製パーツがコレ。フロント・リアともに、視界に入りやすいところは光の反射の無い木製に、ということなんでしょうね。もちろん割れや目立つ劣化はありません。
もうひとつ木製パーツがコレ。フロント・リアともに、視界に入りやすいところは光の反射の無い木製に、ということなんでしょうね。もちろん割れや目立つ劣化はありません。
ドア内張りです。目立つ汚れ、色褪せ、破れ、スレもありません。とても清潔な印象です。ちなみにこの年式ですと、本来手動ウインドウのはずなので、後付パワーウインドウ装着時に、この内張りも交換されたようです。
ドア内張りです。目立つ汚れ、色褪せ、破れ、スレもありません。とても清潔な印象です。ちなみにこの年式ですと、本来手動ウインドウのはずなので、後付パワーウインドウ装着時に、この内張りも交換されたようです。
使用頻度が高く、汚れが目立ちやすいはずのドアハンドルもこの通り!
使用頻度が高く、汚れが目立ちやすいはずのドアハンドルもこの通り!
天張りも垂れはもちろん、酷い汚れ、破れはありません。タバコやペットの嫌な臭いもありませんのでご安心を!
天張りも垂れはもちろん、酷い汚れ、破れはありません。タバコやペットの嫌な臭いもありませんのでご安心を!
このクルマの最大の特徴と言ってもいい縦目のヘッドライトは、ご覧の通りとってもクリアー!白いボディと相まって、とても清潔感がありますね。
このクルマの最大の特徴と言ってもいい縦目のヘッドライトは、ご覧の通りとってもクリアー!白いボディと相まって、とても清潔感がありますね。
リアレンズももちろん問題無し!白、赤、オレンジにクロームのコントラストがとても上品な印象です。
リアレンズももちろん問題無し!白、赤、オレンジにクロームのコントラストがとても上品な印象です。
右フロントホイール。ホイールカラーはボディ同色がオリジナルなので、ボディの塗装に合わせて換装されています。
右フロントホイール。ホイールカラーはボディ同色がオリジナルなので、ボディの塗装に合わせて換装されています。
右リアホイール。いずれも目立つ損傷は見受けられません。
右リアホイール。いずれも目立つ損傷は見受けられません。
左フロントホイール。状態はここまで良くありませんが、トランク内に予備のホイールキャップがいくつかありますので、万が一、キズが付いてしまっても安心ですね。
左フロントホイール。状態はここまで良くありませんが、トランク内に予備のホイールキャップがいくつかありますので、万が一、キズが付いてしまっても安心ですね。
左リアホイール。サイズがあれば、タイヤをリボンタイヤにするのもいいかもしれませんね。一層上品なイメージになりそうです。
左リアホイール。サイズがあれば、タイヤをリボンタイヤにするのもいいかもしれませんね。一層上品なイメージになりそうです。
タイヤサイズは185/80R14。容易に、しかも安価で入手可能なサイズですので、「タイヤサイズが無くて!」なんて旧車に有りがちな心配も無用です。
タイヤサイズは185/80R14。容易に、しかも安価で入手可能なサイズですので、「タイヤサイズが無くて!」なんて旧車に有りがちな心配も無用です。
タイヤは5分山というところでしょうか。年数は少し経過しているようですが、十分柔らかさもあるので当分は交換の必要はなさそうです。
タイヤは5分山というところでしょうか。年数は少し経過しているようですが、十分柔らかさもあるので当分は交換の必要はなさそうです。
2シーターオープンとしては、かなり広めのトランクスペース。当然、トランクリッドも大きいのですが、バネ仕掛けで開閉は楽々!
2シーターオープンとしては、かなり広めのトランクスペース。当然、トランクリッドも大きいのですが、バネ仕掛けで開閉は楽々!
スペース自体は十分なのですが、ご覧のスペアタイヤのせいで、実際の積載スペースは限られてしまいます。
スペース自体は十分なのですが、ご覧のスペアタイヤのせいで、実際の積載スペースは限られてしまいます。
トランク内に積んであるこれらのものは、すべておまけで付属します。中には貴重なパーツも・・・。
トランク内に積んであるこれらのものは、すべておまけで付属します。中には貴重なパーツも・・・。
上にあるのはパゴダルーフスタンドです。外した時にどうするんだろう?と思っていた方、ご安心ください。ちゃんと立て掛けて収納できます。もちろん置いておくスペースは必要ですが・・・。
上にあるのはパゴダルーフスタンドです。外した時にどうするんだろう?と思っていた方、ご安心ください。ちゃんと立て掛けて収納できます。もちろん置いておくスペースは必要ですが・・・。
細々した予備パーツに、前述のホイールキャップ、バッテリー充電器、予備バッテリー、パーツリスト等々、すべて付属します。
細々した予備パーツに、前述のホイールキャップ、バッテリー充電器、予備バッテリー、パーツリスト等々、すべて付属します。
水冷直列6気筒SOHC 2,778cc、最高出力170PS/5,750rpm、最大トルク24.5kg-m/4200rpmを発生するパワーユニット!車両重量1340kgと比較的軽量なのでかなり力強い印象です。低い回転域からの十分なトルクで、ゆったりと余裕を持って走るのがスタイルですね。
水冷直列6気筒SOHC 2,778cc、最高出力170PS/5,750rpm、最大トルク24.5kg-m/4200rpmを発生するパワーユニット!車両重量1340kgと比較的軽量なのでかなり力強い印象です。低い回転域からの十分なトルクで、ゆったりと余裕を持って走るのがスタイルですね。
外装だけではなく、エンジンを含む機関系もビッカビカに仕上たフルレストア車ですと1000万円を超える個体もあるようですが、本車両は日頃のメンテナンスで維持されてきた、言わば「歴史の見える」個体です。
外装だけではなく、エンジンを含む機関系もビッカビカに仕上たフルレストア車ですと1000万円を超える個体もあるようですが、本車両は日頃のメンテナンスで維持されてきた、言わば「歴史の見える」個体です。
フルレストア車=良いものというのは、機関的にはそうだと思いますが、クルマとして見た時は必ずしもそうとは言えないと思うのです。むしろ・・・。
フルレストア車=良いものというのは、機関的にはそうだと思いますが、クルマとして見た時は必ずしもそうとは言えないと思うのです。むしろ・・・。
お値段もリーズナブルな上に、半世紀を経た歴史を感じられるこういった個体の方が「物」としては自然ですし、個人的には愛着が持てて良いのではないかと・・・。
お値段もリーズナブルな上に、半世紀を経た歴史を感じられるこういった個体の方が「物」としては自然ですし、個人的には愛着が持てて良いのではないかと・・・。
AUTOREVEでは扱いの少ないメルセデスですが、こと、この280SLに関しては、ドイツ車に有りがちな「完全無欠のマシン!」と言うより、「久々に逢った旧友」のような気がしてならないのです。
AUTOREVEでは扱いの少ないメルセデスですが、こと、この280SLに関しては、ドイツ車に有りがちな「完全無欠のマシン!」と言うより、「久々に逢った旧友」のような気がしてならないのです。
私もこのSLとほぼ同じくらいの年月を重ねてきたからなのでしょうか、拒絶するより受け入れることの難しさを知ると、このSLの包容力は心地良く感じてならないのです。語らずとも察してくれる心地良さみたいな・・・。
私もこのSLとほぼ同じくらいの年月を重ねてきたからなのでしょうか、拒絶するより受け入れることの難しさを知ると、このSLの包容力は心地良く感じてならないのです。語らずとも察してくれる心地良さみたいな・・・。
そんな心地良さって実は、人生の一部を共有することになるクルマという存在には、もしかしたら一番大切なものなのではないかと・・・。
そんな心地良さって実は、人生の一部を共有することになるクルマという存在には、もしかしたら一番大切なものなのではないかと・・・。
コーナーを理想のラインで駆け抜ける喜びもあるでしょう、腹の奥底に響く咆哮に官能を感じることもあるでしょう・・・。
コーナーを理想のラインで駆け抜ける喜びもあるでしょう、腹の奥底に響く咆哮に官能を感じることもあるでしょう・・・。
宝石のように光り輝くメーターの美しさに魅了されることもあるでしょう、このクルマに乗れた人生を誇らしく思える事もあるかもしれません・・・。
宝石のように光り輝くメーターの美しさに魅了されることもあるでしょう、このクルマに乗れた人生を誇らしく思える事もあるかもしれません・・・。
それらは素晴らしいと思える要素であるのは確かですが、すべてではないと思うのです。私が何よりも魅力を感じ、伴に時を重ねたいと思うのは、「安らぎ」を感じるから・・・。
それらは素晴らしいと思える要素であるのは確かですが、すべてではないと思うのです。私が何よりも魅力を感じ、伴に時を重ねたいと思うのは、「安らぎ」を感じるから・・・。
この「安らぎ」こそが、いつかやってくる自分の人生を思い返すとき、何より大切だったと思うはずだから・・・。
この「安らぎ」こそが、いつかやってくる自分の人生を思い返すとき、何より大切だったと思うはずだから・・・。
なぜあんなことを口走ってしまったのか、なぜあの時、行動を起こせなかったのか、なぜ、なぜ、なぜ・・・人は誰しも後悔の上に住む住人のようなもの・・・。
なぜあんなことを口走ってしまったのか、なぜあの時、行動を起こせなかったのか、なぜ、なぜ、なぜ・・・人は誰しも後悔の上に住む住人のようなもの・・・。
それを思い返すと、心が痛み、苦しくなる・・・解決する唯一の方法は、そのすべてを自分自身で受け入れることだけ・・・。
それを思い返すと、心が痛み、苦しくなる・・・解決する唯一の方法は、そのすべてを自分自身で受け入れることだけ・・・。
それを受け入れた時、すべての欲は消え去り、穏やかで、清々しく、平穏な「安らぎ」がやってくるはずなのです。
それを受け入れた時、すべての欲は消え去り、穏やかで、清々しく、平穏な「安らぎ」がやってくるはずなのです。
想像してみてください。SLの華奢なハンドルを駆って、目的地を決めない自由なドライブの時・・・6連の鼓動から生まれるたっぷりとしたトルクにやさしく背中を押される時・・・。
想像してみてください。SLの華奢なハンドルを駆って、目的地を決めない自由なドライブの時・・・6連の鼓動から生まれるたっぷりとしたトルクにやさしく背中を押される時・・・。
ウインドウは消え去り、五感が景色で満たされる時・・・すべてがスローモーションになり、時間から解放される時・・・。
ウインドウは消え去り、五感が景色で満たされる時・・・すべてがスローモーションになり、時間から解放される時・・・。
そして、助手席で微笑む大切な人の髪が風にそよぐ時・・・その時、きっとこう感じるはず・・・。
そして、助手席で微笑む大切な人の髪が風にそよぐ時・・・その時、きっとこう感じるはず・・・。
・・・「これ以上、何も要らない。」
・・・「これ以上、何も要らない。」
「安らぎ」は求めるものではなく、受け入れること。・・・メルセデスベンツ280SL、いかがですか?
「安らぎ」は求めるものではなく、受け入れること。・・・メルセデスベンツ280SL、いかがですか?
1968年式メルセデスベンツ280SL automatic!歴代メルセデスの中でも際立つ存在のSL。時代を超えて語り継がれる、この美しさはもはや伝説かと・・・。
1968年式メルセデスベンツ280SL automatic!歴代メルセデスの中でも際立つ存在のSL。時代を超えて語り継がれる、この美しさはもはや伝説かと・・・。
1968年モデルという事は既に半世紀を経過しているのですが、その輝きは失せるどころか、熟成されたワインのように、更に増しているのではないかと・・・。
1968年モデルという事は既に半世紀を経過しているのですが、その輝きは失せるどころか、熟成されたワインのように、更に増しているのではないかと・・・。
「走る貴婦人」とも呼ばれるその美しいフォルムは、画家、彫刻家でもあるフランス人のポールブラックによるもの。後にフランス高速鉄道TGVの内外装デザインを担当する稀代のセンスが、如何なく発揮された初期の代表作!
「走る貴婦人」とも呼ばれるその美しいフォルムは、画家、彫刻家でもあるフランス人のポールブラックによるもの。後にフランス高速鉄道TGVの内外装デザインを担当する稀代のセンスが、如何なく発揮された初期の代表作!
特に個人的に驚きを覚えたのが、見る者の気持ちに訴えてくるこのフロントマスク。それまで主流の丸目から、代名詞にもなっているこの「縦目」をどうやって発想したのか・・・天才の成せる技なのでしょうね。
特に個人的に驚きを覚えたのが、見る者の気持ちに訴えてくるこのフロントマスク。それまで主流の丸目から、代名詞にもなっているこの「縦目」をどうやって発想したのか・・・天才の成せる技なのでしょうね。
実際のボディサイズ以上にワイド&ローに感じさせるこのフォルム!美しさはもちろん、車格、荷室の広さ、視界の良さ等すべてを満足させる秀逸のデザイン!
実際のボディサイズ以上にワイド&ローに感じさせるこのフォルム!美しさはもちろん、車格、荷室の広さ、視界の良さ等すべてを満足させる秀逸のデザイン!
元色はライトブルーのようですが、白に全塗装されており、塗装状態はツヤのある良い状態です。塗装の質もかなり上質で、深みのある白がエレガントさを一層引き立てていると思います。
元色はライトブルーのようですが、白に全塗装されており、塗装状態はツヤのある良い状態です。塗装の質もかなり上質で、深みのある白がエレガントさを一層引き立てていると思います。
もはや280SLの代名詞にもなっている「パゴダルーフ」と呼ばれる脱着式のハードトップ。装着時はボディ剛性にも貢献するほどシッカリとしたもの。もちろん塗装も美しい状態です。
もはや280SLの代名詞にもなっている「パゴダルーフ」と呼ばれる脱着式のハードトップ。装着時はボディ剛性にも貢献するほどシッカリとしたもの。もちろん塗装も美しい状態です。
リア周りも気になるようなキズや劣化を感じる箇所はありません。ただただ・・・美しいの一言!
リア周りも気になるようなキズや劣化を感じる箇所はありません。ただただ・・・美しいの一言!
リアウインドウは本来、素ガラスですが、室内側からの視界は確保出来るシェードを取り付けてあります。これだけ広い面積なので日差対策は必要ですからね。後方からの視線を遮ってくれる効果も!
リアウインドウは本来、素ガラスですが、室内側からの視界は確保出来るシェードを取り付けてあります。これだけ広い面積なので日差対策は必要ですからね。後方からの視線を遮ってくれる効果も!
この時代のクルマの特徴でもあるメッキ部の輝き!グリル、バンパーともに、ご覧の通りの美しい輝きです!
この時代のクルマの特徴でもあるメッキ部の輝き!グリル、バンパーともに、ご覧の通りの美しい輝きです!
もちろんリアバンパー、リアレンズ周りのトリムも眩しいほどの輝き!
もちろんリアバンパー、リアレンズ周りのトリムも眩しいほどの輝き!
全体的にはかなり程度の良い美車ですが、それでも良く見ればやはり気になる点はあるわけで・・・私が見て気になるのは2点。まずはボンネットにあるこの塗装割れでしょうか。1cmほどの割れでタッチアップ補修跡があります。
全体的にはかなり程度の良い美車ですが、それでも良く見ればやはり気になる点はあるわけで・・・私が見て気になるのは2点。まずはボンネットにあるこの塗装割れでしょうか。1cmほどの割れでタッチアップ補修跡があります。
もう1点は左ヘッドライトトリムに、ご覧の程度ではありますが劣化が・・・これはガンバって磨けばもう少しキレイになりそうです。
もう1点は左ヘッドライトトリムに、ご覧の程度ではありますが劣化が・・・これはガンバって磨けばもう少しキレイになりそうです。
さぁ、それでは珠玉の空間へ・・・。
さぁ、それでは珠玉の空間へ・・・。
・・・と、その前に、SLが自らを誇るかの様なこんなプレートがお出迎え・・・。
・・・と、その前に、SLが自らを誇るかの様なこんなプレートがお出迎え・・・。
ブルーを基調にしたインテリアは、ボディ、ハンドル、メーターパネルの白と相まって、若々しく清潔で、とても上品な印象です。
ブルーを基調にしたインテリアは、ボディ、ハンドル、メーターパネルの白と相まって、若々しく清潔で、とても上品な印象です。
シートの座り心地は、この厚みをご覧いただければ一目瞭然ですね!タップリとしたソファーのように、柔らかく体を包み込んでくれます。
シートの座り心地は、この厚みをご覧いただければ一目瞭然ですね!タップリとしたソファーのように、柔らかく体を包み込んでくれます。
状態もかなり良いです。破れはもちろん、スレらしいスレも見受けられません。シートを1周するパイピングにも損傷はありません。
状態もかなり良いです。破れはもちろん、スレらしいスレも見受けられません。シートを1周するパイピングにも損傷はありません。
とてもクルマのシートとは思えないほどの厚く、柔らかな造りです。スポーツシートのように体を固定するのではなく、沈み込んで包まれることで、自然に体が安定する感じです。
とてもクルマのシートとは思えないほどの厚く、柔らかな造りです。スポーツシートのように体を固定するのではなく、沈み込んで包まれることで、自然に体が安定する感じです。
2人乗りですので、シート後部はラゲッジスペースになります。兎角2シーターは手荷物の置場にすら困る事が多いですが、これだけのスペースがあれば、その心配は要りませんね。
2人乗りですので、シート後部はラゲッジスペースになります。兎角2シーターは手荷物の置場にすら困る事が多いですが、これだけのスペースがあれば、その心配は要りませんね。
メーターパネルも華やかで豪華な印象ですが、良く見れば革や木材の使用は最小限。メルセデス独特の機械的な美しさがそう感じさせるのでしょうね。
メーターパネルも華やかで豪華な印象ですが、良く見れば革や木材の使用は最小限。メルセデス独特の機械的な美しさがそう感じさせるのでしょうね。
今やほとんど見かける事の無いホーンリングがステキですねぇ。それだけでも雰囲気のある白い細身のハンドルを、装飾品のように更に引き立ててくれます。
今やほとんど見かける事の無いホーンリングがステキですねぇ。それだけでも雰囲気のある白い細身のハンドルを、装飾品のように更に引き立ててくれます。
このキラキラと眩いばかりに輝く美しいメーター類・・・思わず見とれてしまいます。運転中はくれぐれもお気を付けくださいませ(苦笑)
このキラキラと眩いばかりに輝く美しいメーター類・・・思わず見とれてしまいます。運転中はくれぐれもお気を付けくださいませ(苦笑)
現在、走行距離計はご覧の数値ですが、距離が確認出来る過去50年間のすべての履歴が残っているわけではありませんので、「旧車につき走行不明」とさせていただきました。
現在、走行距離計はご覧の数値ですが、距離が確認出来る過去50年間のすべての履歴が残っているわけではありませんので、「旧車につき走行不明」とさせていただきました。
オーディオは当時のドイツ車では定番の「BECKAR」を装備!モデルは「BECKER Monza CASSETTE」。ラジオはちゃんと鳴りました!カセットはテープが無いので・・・。
オーディオは当時のドイツ車では定番の「BECKAR」を装備!モデルは「BECKER Monza CASSETTE」。ラジオはちゃんと鳴りました!カセットはテープが無いので・・・。
これもSLでは定番の「Kuhlmeister」製のクーラーユニットを装備!現代車のように室内全部がキンキンに、とはいきませんがちゃんと冷えます。
これもSLでは定番の「Kuhlmeister」製のクーラーユニットを装備!現代車のように室内全部がキンキンに、とはいきませんがちゃんと冷えます。
容量タップリのグローブボックスは、2シーターオープンでは重宝します。ETCももちろん装備です。
容量タップリのグローブボックスは、2シーターオープンでは重宝します。ETCももちろん装備です。
Pレンジが一番手前にある特徴的なATレバー。ハンドルとお揃いの白ノブがおしゃれ!
Pレンジが一番手前にある特徴的なATレバー。ハンドルとお揃いの白ノブがおしゃれ!
センターの小物入れは過去のオーナー様によりモノグラム生地が貼られています。趣味が分かれるところではありますが、このためにバッグをひとつ犠牲にした?!と思うと、もったいなくて剥せません(苦笑)ペンチの片割れみたいな器具は幌装着時に使用する専用器具です。
センターの小物入れは過去のオーナー様によりモノグラム生地が貼られています。趣味が分かれるところではありますが、このためにバッグをひとつ犠牲にした?!と思うと、もったいなくて剥せません(苦笑)ペンチの片割れみたいな器具は幌装着時に使用する専用器具です。
ブルーのインテリアに木目は少し違和感を感じますが、インテリアカラーが何色かに関わらずこの無着色の木製パーツが標準です。
ブルーのインテリアに木目は少し違和感を感じますが、インテリアカラーが何色かに関わらずこの無着色の木製パーツが標準です。
外から見るとこんな感じです。やはり少し違和感を感じますが、純正パーツなのでこれがオリジナルです。
外から見るとこんな感じです。やはり少し違和感を感じますが、純正パーツなのでこれがオリジナルです。
もうひとつ木製パーツがコレ。フロント・リアともに、視界に入りやすいところは光の反射の無い木製に、ということなんでしょうね。もちろん割れや目立つ劣化はありません。
もうひとつ木製パーツがコレ。フロント・リアともに、視界に入りやすいところは光の反射の無い木製に、ということなんでしょうね。もちろん割れや目立つ劣化はありません。
ドア内張りです。目立つ汚れ、色褪せ、破れ、スレもありません。とても清潔な印象です。ちなみにこの年式ですと、本来手動ウインドウのはずなので、後付パワーウインドウ装着時に、この内張りも交換されたようです。
ドア内張りです。目立つ汚れ、色褪せ、破れ、スレもありません。とても清潔な印象です。ちなみにこの年式ですと、本来手動ウインドウのはずなので、後付パワーウインドウ装着時に、この内張りも交換されたようです。
使用頻度が高く、汚れが目立ちやすいはずのドアハンドルもこの通り!
使用頻度が高く、汚れが目立ちやすいはずのドアハンドルもこの通り!
天張りも垂れはもちろん、酷い汚れ、破れはありません。タバコやペットの嫌な臭いもありませんのでご安心を!
天張りも垂れはもちろん、酷い汚れ、破れはありません。タバコやペットの嫌な臭いもありませんのでご安心を!
このクルマの最大の特徴と言ってもいい縦目のヘッドライトは、ご覧の通りとってもクリアー!白いボディと相まって、とても清潔感がありますね。
このクルマの最大の特徴と言ってもいい縦目のヘッドライトは、ご覧の通りとってもクリアー!白いボディと相まって、とても清潔感がありますね。
リアレンズももちろん問題無し!白、赤、オレンジにクロームのコントラストがとても上品な印象です。
リアレンズももちろん問題無し!白、赤、オレンジにクロームのコントラストがとても上品な印象です。
右フロントホイール。ホイールカラーはボディ同色がオリジナルなので、ボディの塗装に合わせて換装されています。
右フロントホイール。ホイールカラーはボディ同色がオリジナルなので、ボディの塗装に合わせて換装されています。
右リアホイール。いずれも目立つ損傷は見受けられません。
右リアホイール。いずれも目立つ損傷は見受けられません。
左フロントホイール。状態はここまで良くありませんが、トランク内に予備のホイールキャップがいくつかありますので、万が一、キズが付いてしまっても安心ですね。
左フロントホイール。状態はここまで良くありませんが、トランク内に予備のホイールキャップがいくつかありますので、万が一、キズが付いてしまっても安心ですね。
左リアホイール。サイズがあれば、タイヤをリボンタイヤにするのもいいかもしれませんね。一層上品なイメージになりそうです。
左リアホイール。サイズがあれば、タイヤをリボンタイヤにするのもいいかもしれませんね。一層上品なイメージになりそうです。
タイヤサイズは185/80R14。容易に、しかも安価で入手可能なサイズですので、「タイヤサイズが無くて!」なんて旧車に有りがちな心配も無用です。
タイヤサイズは185/80R14。容易に、しかも安価で入手可能なサイズですので、「タイヤサイズが無くて!」なんて旧車に有りがちな心配も無用です。
タイヤは5分山というところでしょうか。年数は少し経過しているようですが、十分柔らかさもあるので当分は交換の必要はなさそうです。
タイヤは5分山というところでしょうか。年数は少し経過しているようですが、十分柔らかさもあるので当分は交換の必要はなさそうです。
2シーターオープンとしては、かなり広めのトランクスペース。当然、トランクリッドも大きいのですが、バネ仕掛けで開閉は楽々!
2シーターオープンとしては、かなり広めのトランクスペース。当然、トランクリッドも大きいのですが、バネ仕掛けで開閉は楽々!
スペース自体は十分なのですが、ご覧のスペアタイヤのせいで、実際の積載スペースは限られてしまいます。
スペース自体は十分なのですが、ご覧のスペアタイヤのせいで、実際の積載スペースは限られてしまいます。
トランク内に積んであるこれらのものは、すべておまけで付属します。中には貴重なパーツも・・・。
トランク内に積んであるこれらのものは、すべておまけで付属します。中には貴重なパーツも・・・。
上にあるのはパゴダルーフスタンドです。外した時にどうするんだろう?と思っていた方、ご安心ください。ちゃんと立て掛けて収納できます。もちろん置いておくスペースは必要ですが・・・。
上にあるのはパゴダルーフスタンドです。外した時にどうするんだろう?と思っていた方、ご安心ください。ちゃんと立て掛けて収納できます。もちろん置いておくスペースは必要ですが・・・。
細々した予備パーツに、前述のホイールキャップ、バッテリー充電器、予備バッテリー、パーツリスト等々、すべて付属します。
細々した予備パーツに、前述のホイールキャップ、バッテリー充電器、予備バッテリー、パーツリスト等々、すべて付属します。
水冷直列6気筒SOHC 2,778cc、最高出力170PS/5,750rpm、最大トルク24.5kg-m/4200rpmを発生するパワーユニット!車両重量1340kgと比較的軽量なのでかなり力強い印象です。低い回転域からの十分なトルクで、ゆったりと余裕を持って走るのがスタイルですね。
水冷直列6気筒SOHC 2,778cc、最高出力170PS/5,750rpm、最大トルク24.5kg-m/4200rpmを発生するパワーユニット!車両重量1340kgと比較的軽量なのでかなり力強い印象です。低い回転域からの十分なトルクで、ゆったりと余裕を持って走るのがスタイルですね。
外装だけではなく、エンジンを含む機関系もビッカビカに仕上たフルレストア車ですと1000万円を超える個体もあるようですが、本車両は日頃のメンテナンスで維持されてきた、言わば「歴史の見える」個体です。
外装だけではなく、エンジンを含む機関系もビッカビカに仕上たフルレストア車ですと1000万円を超える個体もあるようですが、本車両は日頃のメンテナンスで維持されてきた、言わば「歴史の見える」個体です。
フルレストア車=良いものというのは、機関的にはそうだと思いますが、クルマとして見た時は必ずしもそうとは言えないと思うのです。むしろ・・・。
フルレストア車=良いものというのは、機関的にはそうだと思いますが、クルマとして見た時は必ずしもそうとは言えないと思うのです。むしろ・・・。
お値段もリーズナブルな上に、半世紀を経た歴史を感じられるこういった個体の方が「物」としては自然ですし、個人的には愛着が持てて良いのではないかと・・・。
お値段もリーズナブルな上に、半世紀を経た歴史を感じられるこういった個体の方が「物」としては自然ですし、個人的には愛着が持てて良いのではないかと・・・。
AUTOREVEでは扱いの少ないメルセデスですが、こと、この280SLに関しては、ドイツ車に有りがちな「完全無欠のマシン!」と言うより、「久々に逢った旧友」のような気がしてならないのです。
AUTOREVEでは扱いの少ないメルセデスですが、こと、この280SLに関しては、ドイツ車に有りがちな「完全無欠のマシン!」と言うより、「久々に逢った旧友」のような気がしてならないのです。
私もこのSLとほぼ同じくらいの年月を重ねてきたからなのでしょうか、拒絶するより受け入れることの難しさを知ると、このSLの包容力は心地良く感じてならないのです。語らずとも察してくれる心地良さみたいな・・・。
私もこのSLとほぼ同じくらいの年月を重ねてきたからなのでしょうか、拒絶するより受け入れることの難しさを知ると、このSLの包容力は心地良く感じてならないのです。語らずとも察してくれる心地良さみたいな・・・。
そんな心地良さって実は、人生の一部を共有することになるクルマという存在には、もしかしたら一番大切なものなのではないかと・・・。
そんな心地良さって実は、人生の一部を共有することになるクルマという存在には、もしかしたら一番大切なものなのではないかと・・・。
コーナーを理想のラインで駆け抜ける喜びもあるでしょう、腹の奥底に響く咆哮に官能を感じることもあるでしょう・・・。
コーナーを理想のラインで駆け抜ける喜びもあるでしょう、腹の奥底に響く咆哮に官能を感じることもあるでしょう・・・。
宝石のように光り輝くメーターの美しさに魅了されることもあるでしょう、このクルマに乗れた人生を誇らしく思える事もあるかもしれません・・・。
宝石のように光り輝くメーターの美しさに魅了されることもあるでしょう、このクルマに乗れた人生を誇らしく思える事もあるかもしれません・・・。
それらは素晴らしいと思える要素であるのは確かですが、すべてではないと思うのです。私が何よりも魅力を感じ、伴に時を重ねたいと思うのは、「安らぎ」を感じるから・・・。
それらは素晴らしいと思える要素であるのは確かですが、すべてではないと思うのです。私が何よりも魅力を感じ、伴に時を重ねたいと思うのは、「安らぎ」を感じるから・・・。
この「安らぎ」こそが、いつかやってくる自分の人生を思い返すとき、何より大切だったと思うはずだから・・・。
この「安らぎ」こそが、いつかやってくる自分の人生を思い返すとき、何より大切だったと思うはずだから・・・。
なぜあんなことを口走ってしまったのか、なぜあの時、行動を起こせなかったのか、なぜ、なぜ、なぜ・・・人は誰しも後悔の上に住む住人のようなもの・・・。
なぜあんなことを口走ってしまったのか、なぜあの時、行動を起こせなかったのか、なぜ、なぜ、なぜ・・・人は誰しも後悔の上に住む住人のようなもの・・・。
それを思い返すと、心が痛み、苦しくなる・・・解決する唯一の方法は、そのすべてを自分自身で受け入れることだけ・・・。
それを思い返すと、心が痛み、苦しくなる・・・解決する唯一の方法は、そのすべてを自分自身で受け入れることだけ・・・。
それを受け入れた時、すべての欲は消え去り、穏やかで、清々しく、平穏な「安らぎ」がやってくるはずなのです。
それを受け入れた時、すべての欲は消え去り、穏やかで、清々しく、平穏な「安らぎ」がやってくるはずなのです。
想像してみてください。SLの華奢なハンドルを駆って、目的地を決めない自由なドライブの時・・・6連の鼓動から生まれるたっぷりとしたトルクにやさしく背中を押される時・・・。
想像してみてください。SLの華奢なハンドルを駆って、目的地を決めない自由なドライブの時・・・6連の鼓動から生まれるたっぷりとしたトルクにやさしく背中を押される時・・・。
ウインドウは消え去り、五感が景色で満たされる時・・・すべてがスローモーションになり、時間から解放される時・・・。
ウインドウは消え去り、五感が景色で満たされる時・・・すべてがスローモーションになり、時間から解放される時・・・。
そして、助手席で微笑む大切な人の髪が風にそよぐ時・・・その時、きっとこう感じるはず・・・。
そして、助手席で微笑む大切な人の髪が風にそよぐ時・・・その時、きっとこう感じるはず・・・。
・・・「これ以上、何も要らない。」
・・・「これ以上、何も要らない。」
「安らぎ」は求めるものではなく、受け入れること。・・・メルセデスベンツ280SL、いかがですか?
「安らぎ」は求めるものではなく、受け入れること。・・・メルセデスベンツ280SL、いかがですか?
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